パラマウント ホーム エンターテイメント ジャパンは1月27日、ディーラー向けコンベンションを開催。新作・旧作問わずにBlu-ray Discによるタイトルのリリースを本格展開していく意向を示した。
同社はこれまでにBDで「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」「ドリームガールズ」など11作品を発売している。BDソフトの出荷量では、2007年と2008年の比較で市場全体が450%の成長を遂げているなか、同社は606%もの成長を果たしたという。昨年末(10月〜12月)だけを抽出すれば、対前年比で4228%もの伸びを見せたという。
同社セールスディレクターの松尾宗俊氏はそれらを受け、「BDの本格始動」を今年のテーマに掲げる。劇場公開作品についてはDVDとBDを同時販売とするほか、劇場で封切られる作品があればその間連作品もBD化する基本方針を明らかにした。DVDで販売済みの名作といわれる作品についても、積極的にBD化を行う。
高い画質をアピールすることももちろんだが、松尾氏は、BDならではのインタラクティブ性やBD-Liveによるネットワークとの親和性、加えて、パッケージや同梱品などでも“BD版ならでは”の付加価値も訴求していくことが大切になると述べた。
「市場が軟調、BD化を待つ層の買い控えが心配、といった話も聞くが、逆にこの状況はチャンスだと考えている。わたしたちこそがこの業界をよい方向に牽引していけるのではないかと思っている」(鈴木氏)
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