生活雑貨とギフトの総合見本市「第67回東京インターナショナル ギフト・ショー春2009」が2月3日に開幕した。今回も東京ビッグサイトの東西展示棟(約8万6410平方メートル)を使い、海外204社を含む2375社が出展。20万人の来場者を見込むなど、世界的な金融危機など“どこ吹く風”の盛況ぶりを見せている。
今回は、ここ数年人気が急上昇しているクッキングトイを大プッシュするタカラトミーブースを紹介しよう。
タカラトミーブースには、甘い香りが漂っていた。その理由は、4月に発売する「生キャラメルポット」の実演デモ。最近、人気の生キャラメル――生クリーム入りの柔らかいキャラメルを自宅の電子レンジで簡単に作ることができるアイテムだ。
生キャラメルポットは、小さな土鍋のような形をしている。白いふたには裏側にヘラがついていて、ふたを回すと中がまんべんなくかき混ぜられる仕組み。
手順はいたって簡単。材料となるザラメ20グラム、生クリーム50cc、牛乳50ccをポットに入れ、ふたをしてレンジで約2分間温める。取り出したらふたを回してかき混ぜ、再びレンジに投入して約3分。取り出してかき混ぜたら、さらにレンジに入れて2分間(合計7分間)。材料はドロドロの状態になるので、付属のトレーに流し込んで1時間ほど冷やせば完成だ。お好みでトッピングなども楽しめる。
「最近、話題になっている生キャラメルですが、作り方は意外とシンプル。ただ台所にある鍋で作ろうとすると、火加減が難しかったり、沸騰した材料が飛んで危険だったりと面倒なことも多い。生キャラメルポットなら、電子レンジで手軽に、安全に作ることができます」(同社)。
要するにポットそのものは電子レンジ対応の耐熱容器なのだが、ヘラ付きのふたで確実に材料を混ぜることができるほか、いくつもの穴が開いたふたで、蒸気を逃がしつつ、沸騰した材料がはねるのを防ぐことができる。手軽さと安全性に配慮した生キャラメル専用耐熱容器というわけ。ちなみに容器は安心の日本製。
生キャラメルポットは、3129円で4月に発売する予定。オリジナルの生キャラメルが作りたい人、某牧場の生キャラメルが入手できなくて悔しい思いをした人も是非どうぞ。
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