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ヤマハ、「NS-700シリーズ」にピアノフィニッシュバージョン

» 2009年08月04日 18時59分 公開
[ITmedia]

 ヤマハは8月4日、Hi-Fi志向でありながらマルチチャンネルのホームシアターにも発展できるスタイリッシュなスピーカーシステム「NS-700」シリーズの新製品として、ピアノフィニッシュ仕上げの4モデルを発表した。9月上旬に発売する。

photo 左から「NS-B750(BP)」「NS-F700(BP)」「NS-C700(BP)」、サブウーファー「NS-SW700(BP)」(販売中)、「NS-B700(BP)」
型番 概要 価格 発売時期
NS-F700(BP) フロア型 8万850円(1台) 9月上旬
NS-B750(BP) ブックシェルフ型 4万9350円(1台) 9月上旬
NS-B700(BP) サラウンド/プレゼンス用の小型ブックシェルフ 3万1500円(1台) 9月上旬
NS-C700(BP) センター用 4万5150円(1台) 9月上旬

 昨年9月に発売された「NS-700シリーズ」のカラーバリエーション。これまではサブウーファーのみピアノブラックモデルを用意していたが、今回の発表で黒に統一したマルチチャンネルシステムも構築できることになった。表面処理は、高級Hi-Fiスピーカーの「Soavo-1」同様、同社のグランドピアノと同等の黒鏡面ピアノフィニッシュを採用。ピアノ用塗料を用い、専用の鏡面研磨機を使って1台1台手作業で仕上げるという。

photo NS-F700。伝統的な“曲げ練り”の技法を用いて天面をラウンドフォルムに仕上げている

 NS-F700は、A-PMD(Advanced Polymer Injected Mica Diaphragm)振動板の16センチウーファーと13センチミッドレンジ、3センチのDCダイヤフラム方式ドームツィーターを採用した3ウェイのトールボーイタイプ。キャビネットは、バップル前後面以外の平行面をなくすとともに、伝統的な“曲げ練り”技法を用いて天面をラウンドさせている。これにより、キャビネット内部の定在波やキャビネット表面の回折現象を抑え、クリアな再生音を実現するという。インピーダンスは6オーム。サイズは354(幅)×1012(高さ)×374(奥行き)ミリ(スタンド含む)、25キロ。

 NS-B750は、同じくA-PMD振動板を採用した13センチウーファーと3センチDCダイヤフラム方式ドームツィーターによる2ウェイ構成のブックシェルフ型スピーカー。サイズは198(幅)×350(高さ)×290(奥行き)ミリ、6.7キロ。

 NS-B700は、A-PMD振動板を採用した10センチウーファーとDC-ダイヤフラム方式ドームツィーターによる2ウェイ構成。外形寸法は150(幅)×270(高さ)×154(奥行き)ミリ。重量は3.5キロ。

 NS-C700は、2本の13センチA-PMDウーファーとDCダイヤフラム方式ドームツィーターによるダブルウーファー2Way構成を採用したセンタースピーカー。外形寸法は500(幅)×170(高さ)×170(奥行き)ミリ。重量は7キロ。

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