今日から始めるデジカメ撮影術
第122回 紅葉と色づきの関係(1/4 ページ)
春の桜と並ぶ“季節もの”被写体の代表は紅葉。この紅葉も実は結構難しい。赤が思ったように鮮やかに出なかったり、遠くから引いて撮ると木々がもやっと写ってしまいがちだったりするからだ。
今回はそんな紅葉を撮ってみる。
色と明るさが基本
紅葉を撮るとき、とにもかくにも一番大事なのは「紅葉っぽい色」で撮ること。まあ確かに、晴れた日にきれいに日差しを浴びた紅葉を撮れば問題ないんだけれども、日陰だったり曇ってたりすると厳しくなる。デジカメってどれも「撮像素子に入った情報」からホワイトバランスを判断してるので、紅葉のように似たような色が画面を覆うと期待したホワイトバランスにならないことがあるのだ。
典型的な例をひとつ。
場所は日陰。池に浮かんでるもみじの落ち葉を上から撮ってみた。全体にすごく青っぽくなってる。これでは楽しくない。
そこでホワイトバランスを「太陽光」と「日陰」にして撮り直してみた。
これでかなり紅葉っぽい。日陰モード(あるいは曇天モード)にした方が赤っぽく撮れるけど、ちょっとオレンジっぽくなりすぎることもあり、見た目の印象に一番近いのは「太陽光」かなと思う。
まずはオートホワイトバランスに頼らず、太陽光にする(それでも青っぽくなっちゃうときは、曇天か日陰モードを使う)のがお勧め。
次は明るさ。極端な例をひとつ。
露出補正なしで撮ると紅葉の赤が明るすぎて色が薄くなってる。
カメラは全体を見て明るさを決めるので、全体に暗めの構図だと適正の明るさで撮ろうとして露出オーバーになっちゃうことがあるのだ。そんなときはマイナスの補正を。全体としては暗めになるけど、紅葉の赤をきれいに出すにはその方がいい。
もうひとつ極端な例を。
黄色いイチョウを撮ってみた。補正なしだと日差しを浴びた黄色が白飛びしてしまってる。これはよくない。黄色や赤は周りに対して明るいと色が抜けて薄くなったり白飛びしたりしやすいので注意なのだ。
特に凝った構図で撮ろうとしているとき、背景がメインの被写体より暗いときはマイナス。逆に青空背景で取るときは補正なしかちょっとプラスにするくらいでいい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
資さんうどん、従業員の退職理由などが外部から閲覧可能に 委託先の勤怠システムに設定不備
-
2
松屋の公式アプリとWebサイトが停止 不正アクセスを検知、モバイルオーダーや弁当予約も使えず
-
3
グッスマ、顧客の2800人のカード番号全16桁+セキュリティコードなど流出か 下4桁は40万枚分
-
4
「PayPay連携の銀行から、お金全部盗られた」被害報告……原因と対策は? PayPayに聞いた
-
5
NEC、委託先の情報漏えいで謝罪 「セキュリティ事業を手掛ける企業として反省」
-
6
ベネフィット・ワンの委託先に不正アクセス セゾン会員向け優待サービスで約2.9万人分の個人情報漏えい
-
7
JALの予約システムに不正アクセス 約9万人分の予約情報が漏えい 一部ではパスポート番号も
-
8
VTuber「兎田ぺこら」グッズにSNSで風評被害→示談成立 「保護者同伴で謝罪などがあったため」
-
9
渦中のGMO、熊谷代表の発信は“火に油”か? 「経営トップが自ら広報」の功罪
-
10
ソニー生命に不正アクセス、個人情報約38.5万件漏えい 氏名や住所、契約内容など
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR