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写真で解説する新“REAL”BHR400シリーズ洗練された録画テレビ(1/2 ページ)

» 2010年06月02日 00時05分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]

 三菱電機が5月31日に発表した“REAL”「BHR400シリーズ」は、Blu-ray Discレコーダーの機能を取り込んだオールインワンの“録画テレビ”だ。そのコンセプトは従来機の「BHR300シリーズ」と変わらないが、レコーダーの存在を意識させないデザインやリモコンの改善、録画機能の進化など、“録画テレビ”としてさらに洗練された印象を受ける。写真を中心に解説していこう。

photophoto BHR400シリーズは、26V型、32V型、40V型、46V型の4サイズ。7月から順次発売する予定だ

 BHR400シリーズは、26V型、32V型、40V型、46V型の4サイズ。ファミリーからパーソナルユースまで、幅広い購買層にアプローチするラインアップをそろえている。このうち40V型と46V型にはLEDバックライト(LEDの実装方法は非公開)を搭載し、上位機「MZWシリーズ」譲りの光沢パネル「DIAMOND Panel」や倍速駆動など、画質面でもバリューアップを図った。

 外観は、ブラックを基調としたオーソドックスな液晶テレビという印象。しかし画面の下に目を向けると、目立たないながらもトレイ式のBDドライブがある。手前からディスクを出し入れできる利便性を確保しつつ、「ディスプレイ部分にディスクトレイを融合させたデザイン」(同社)だ。実際、すぐ後ろにスタンドの脚部が見えることもあって、本来あるはずの“ドライブの奥行き”を感じさせず、意外なほどスッキリと収まっている。

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photophoto テレビ正面からディスクを出し入れできる前面ディスクトレイを採用しながら、すっきりとしたデザインに仕上げた

 リモコンは、ユーザーの声を反映していくつかの改善が加えられた。使用頻度の高いボタンを表面に、それ以外は上下にあるフラップ内に配置する“2層構造”は従来機と同じだが、以前はフラップの下にあった「入力切替」「CS」「サブメニュー」「データ」「画面表示」といったボタンが表面に移動している。

 「オールインワンテレビということで、外部入力の使用頻度は低いと考えていたが、ユーザーから“ゲーム機を使うときに不便”といった声をもらった。サブメニューやCS、データ放送も同じ」(同社)。

photophoto リモコンは、使用頻度の高いボタンを大きく配置して、そうではないボタンを上限のフラップ内に収めた“2層構造”。「見る」「予約する」の2つは、ことさら大きく目立つように配置されている
photophoto 「30秒スキップ」や「チョット戻し」はフラップ内に配置されている。「オートカットi」再生ならこれらのボタンを使う必要がないためだ(左)。リモコン操作でテレビ画面の向きを変える「オートターン」をパーソナルサイズを含む全機種に搭載している点も特長。画面を動かすと、ちょっとぜいたくな気分になる(右)
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