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USB HDDで録画できるCATV STB、パナソニックから

» 2010年12月03日 19時39分 公開
[ITmedia]

 パナソニックは、CATVデジタルセットトップボックス(STB)の新モデルとして、「TZ-LS300F」「TZ-LS300P」「TZ-LS200P」の3機種を発表した。2月からCATV事業者向けに出荷を開始する。

左から「TZ-LS300F」「TZ-LS300P」「TZ-LS200P」

 TZ-LS300FとTZ-LS300Pは、USB接続の外付けHDDを追加することでデジタル放送の録画が可能になるSTB。放送波のストリームをそのまま記録する「DRモード」のみとなるが、番組とCMの間に自動でチャプターを追加する「オートチャプター」や、番組表データから番組名などを検索して自動録画してくれる「探して毎回録画」といった機能も備えている。

 DLNAのクライアント機能やネットワーク経由のダビング機能も搭載。対応するDIGAシリーズや同社製Blu-ray Discドライブ内蔵STB「TZ-BDW900」へネットワーク経由でダビングすれば、録画した番組をBD-Rなどに保存できる。無線LANアダプター「DY-WL10-K」(別売)を接続すれば、ネットワークのワイヤレス化も可能だ。

 3D対応VIERAとの連携も強化。対応するVIERA(VT2シリーズなど)とHDMI接続したとき、STBのリモコンでVIERAの3D表示モードを切り替えることができる。

 一方のTZ-LS200Pは、3Dモードの切り替え対応、放送局名や選択した番組内容を音声で伝える音声読み上げ機能などを備えたエントリーモデルだ。3製品ともCATVの変調方式として64QAMに対応しているが、将来的にファームウェアアップデートで256QAMをサポートできるという。

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