おもちゃショーのレゴジャパンブースでは、毎年レゴで作ったジオラマや巨大なキャラクターを見ることができる。2011年の「レゴの世界」はどのようなものだったのか、おもちゃショーに行けなかった人はもちろん、実物を見てきた人も写真で振り返ってみよう。
まずは数多くのメディアで取り上げられていた松江城から。商談見本市である前半2日間のみの公開だったのが惜しいと思うくらい、素晴らしい出来映えだった。筆者も見たときは「すげー」と思わずため息が漏れてしまったが、そもそも本物の松江城を知らないことに気付いたので、実物の写真と比べてみることにした。
こちら、レゴの松江城。
こちらは本物の松江城。
2つを並べてみると……
……すごい、ほぼ完全に一致。ちなみに設計図はなく、松江城の写真や映像をもとに作ったのだそう。製作期間は約2カ月で、たった1人の手で製作されたというのだから驚きだ。レゴ松江城の写真がもっと見たい方は下の記事からどうぞ。
次はジオラマを紹介していこう。まずは、レゴ ニンジャゴーシリーズのジオラマから。「レゴ ニンジャゴー」は、ニンジャたちとガーマドン卿の戦いをテーマとしたシリーズで2011年1月に登場した。ブース内には2011年7月上旬発売の「レゴ ニンジャゴー 2507 ファイヤー神殿」が展示されていた。
ジオラマだけを見ても何が起こっているか分からないので、この商品の説明を見てみると……
4つのスピン術の武器を支配する戦いが始まった。ウー先生、ゼン、ニャーはガーマドン卿とホネホネ・アーミーから究極のスピン術武器・炎のドラゴン剣を守らなければならない。神殿が2つに割れると、おそろしいファイヤー・ドラゴンが現れ、侵入者に向かって火を吐き剣を守る。
このストーリーを見てると童心に帰れそうな気がするのは気のせいだろうか。「こどもごころ」なんてとっくに忘れてしまった筆者の心を動かすとは、レゴの世界観はよく出来ている。次は「スター・ウォーズ」シリーズのジオラマだ。
最後は「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのジオラマ。
そして、レゴジャパンブースの出口に展示してあったのはディズニー映画の「カーズ2」の巨大なキャラクター。表情まで精巧に作り込まれている。
いかがだっただろうか。レゴジャパンは今年も素晴らしい「レゴの世界」を見せてくれた。筆者はレゴで遊んだことはあまりない。だが、このように作品を鑑賞するだけでも、驚いたり、とても楽しい気分になれるのはレゴの大きな魅力なのだと思う。
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