シャープは8月25日、液晶テレビAQUOSの新製品「F5シリーズ」を発表した。6月に発売した“フリースタイルAQUOS”の第2弾。今回は20V型から60V型まで4つのサイズをそろえ、薄さと軽さを生かした“壁掛け”設置など、多彩な設置方法を提案する。
「どのような空間にも置ける“一枚のテレビ”。かつて液晶テレビに期待した“夢の壁掛けテレビ”や“どこでもテレビ”を実現してくれる」(同社AVシステム事業本部長の中村恒夫氏)。
型番 | LC-60F5-B/S | LC-40F5-B/W | LC-32F5-B/W | LC-20F5-B/W |
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カラー | ブラック(B)、シルバー(S) | ブラック(B)、ホワイト(W) | ||
発売日 | 10月28日 | 9月15日 | 10月28日 | |
実売想定価格 | 38万円前後 | 15万円前後 | 11万円前後 | 8万円前後 |
薄型軽量のディスプレイ部と別体のチューナーを、IEEE 802.11n無線LANで接続するワイヤレステレビ。チューナー部は、6月発売のFE1シリーズと同デザインで、地上/BS/CS110度のデジタル3波チューナーを搭載している。背面のUSBポートに外付けHDDを接続すれば録画も可能。もちろん録画した番組もワイヤレス伝送で楽しめる。
メニューなどのGUIは、FE1シリーズから継承しており、卵形の「ぐるぐるリモコン」を使って選局やメニュー選択を直感的に行える。また、上位モデルの「AQUOS L5シリーズ」と同等のネットワーク機能も搭載。DLNAをベースに「AQUOS PHONE」や「AQUOSブルーレイ」と連携する「スマートファミリンク」や、各種動画配信サイトなどにアクセスできるテレビ用ポータル「AQUOS City」に対応している。
FE1シリーズとの大きな違いは、ディスプレイ部にバッテリーを搭載していないこと。今回は大画面モデルをラインアップしたこともあり、頻繁に移動するポータブルテレビというより、電源を確保できればどこにでも置ける設置の柔軟性を全面に押し出す。
「今まではどうしてもアンテナ端子の近くにテレビをレイアウトせざるを得なかったが、ちょうどいい壁面が近くにあるとは限らない。F5シリーズなら、好みの場所に電源ケーブル一本で設置できる」(シャープ)。
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