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» 2011年09月20日 13時36分 公開

ソニーが初のバランスド・アーマチュア型イヤフォン、11機種を一挙展開ユニットを自社開発(2/2 ページ)

[ITmedia]
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ボックスレスのノイズキャンセリングイヤフォンも

 「XBA-NC85D」は、BAユニットのコンパクトさを生かした「コントロールボックスのない世界初のノイズキャンセリングイヤフォン」(同社)。シングルのBAユニットのほか、MEMSマイクとインテグレーテッドDNCプロセッサー、さらに充電池までを3×4×7ミリ、約5.5グラムという小さなハウジングに収めた。

 消費電力はわずかに3ミリワットで、内蔵バッテリーだけで連続20時間の使用が可能だ。充電は、付属のUSBアダプターで行う。

「XBA-NC85D」。右は充電用のUSBアダプター

 ノイズキャンセリング機能は、外耳道に入る騒音を高精度に予測し、逆位相の音で打ち消す仕組み。「騒音が外界から外耳道に到達する際には、音量や音質などの変化を伴い。DNCソフトウェアエンジンは、アナログ技術よりもはるかに高い精度でこの変化を予測し、逆位相の音を生成する」(ソニー)。ノイズキャンセリング機能には、主に飛行機内の騒音に有効なモードA、電車に適したモードB、オフィスの騒音に効くモードCという3種類があり、自動的に最適なノイズキャンセリング特性が選択される。

 XBA-NC85Dの価格は4万3050円で、11月10日に発売する予定。コード長は1.5メートル。プラグは、L型ステレオミニプラグとなっている。

Bluetooth搭載「XBA-BT75」

 同じくBAユニットのコンパクトさを生かし、Bluetoothヘッドセットの機能を詰め込んだのが「XBA-BT75」。BAユニットは同じくシングル構成で、MEMSマイクにBluetooth用のアンテナ、充電池などをハウジングに収めた。

「XBA-BT75」。右は充電機能が付いたキャリングケース

 Bluetoothは、最大8台の機器とペアリングが可能で、音楽再生(A2DP)と通話(HFSまたはHSP)のためにプロファイルごとに1台ずつ同時接続できるマルチポイント接続に対応した。1回の充電で約3.5時間の連続使用が可能だ。また、インラインリモコンはAVRCPに対応。音楽の再生/一時停止から曲送り/曲戻しといった操作が可能になる。

 さらにユニークなのは、充電機能が付いたキャリングケースだ。ケースに充電池を内蔵しており、イヤフォンを使用しないときにケースに収納するだけで充電されるという仕組み。ケースの充電池がフルの状態であれば、Bluetoothイヤフォンを最大2.5回充電できるという。

 発売は11月21日で、価格は2万4675円。

丸洗いOKのスポーツモデル

 「XBA-S65」は、フルレンジのBAドライバーをシングルで搭載した防水モデルだ。防水性能は、IPX5/7準拠。IPX5は、あらゆる方向から噴流水を受けても影響がない(防噴流形)、IPX7は水面下1メートルで30分間水没させても有害な影響を生じる量の水が侵入しない(防浸形)。汗や水しぶきに強く、水道ですすぎ洗いをしても問題はないという。

「XBA-S65」は,ブラックとホワイトの2色。右は「アジャスタブルイヤーループ機構」の仕組み

 「ダイナミックドライバーの場合、音を調節するために空気の通り道が必要で、水の侵入を防ぎきれず音質の低下を招く可能性があった。対してバランスド・アーマチュア型は空気の通り道がほぼ不要。音の出口を音響透過膜でふさぐだけで防水仕様が可能になる」(ソニー)。

 「アジャスタブルイヤーループ機構」による安定した装着性もXBA-S65の特長だ。耳の回りを一周させて長さを調整すれば、どのような形状の耳にもフィットして、スポーツの際でも外れにくい。本体重量は約10グラムで、コードは1.5メートルのY型。プラグはL型ステレオミニプラグとなっている。

 XBA-S65も11月10日に発売する予定。価格は8715円となっている。

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