「ウノ」といえば、誰でも知っている有名なカードゲームだが、それに「カードシューター」というマシンを付けて進化させたのが今回紹介する「ウノアタック」だ。カードシューターは、ボタンを押すと大量のカードをぶちまけるという、やっかいなヤツ。またカード自体もウノアタック独自のものを追加し、よりエキサイティングなゲームを楽しめるようになっている。
このウノアタック、日本で初めて発売されたのは2003年だが、昨年になってとうとうリニューアルされた。マシンの形状が従来と異なるほか、カードの種類もいくつか変更されている。前から興味のあったこのゲーム、リニューアルを機に思い切って買ってみることにした。
価格は標準価格が3570円のところ、筆者が購入したときは2367円だった。ふつうのウノは1000円以下で買えるが、マシンの分だけ少々高い。できれば2000円を切ってくれるとうれしかったのだが、ウノは息長く遊べるゲームだから、まあいいかと納得した。
カードシューターのサイズは、実測で約95(幅)×260(長さ)×100(高さ)ミリ。全長がけっこうあるので、持ち運ぶにはちょっとかさばりそうだ。とはいえ、リニューアル前と比べると突起が少ないすっきりしたデザインになっており、色も赤を基調としたシンプルな配色に変わった。側面の「UNO」のロゴはシールや印刷ではなくエンボス加工になっている。ロゴの周囲の黒もツヤ消しで、この部分だけ質感が高いが、赤色の部分は光沢が強く安っぽい感じだ。
カードシューターの電源として単二形アルカリ乾電池が3本必要で、説明書には必ずアルカリ電池を使用するように記載されている。乾電池ケースは底面のフタをドライバーで開けてセットする。
底面にはスイッチと小型スピーカーも搭載されており、スイッチを入れるとスピーカーから合図音が鳴って電源が入ったことを知らせる。ちなみに安全のためか電源は上部のカバーが開いた状態では入らないようになっている。ワタクシが購入したものはこのカバーの接触が不安定なようで、カバーを閉じても電源が入らないことがたまにあった。こういうときは何度かカバーを開け閉めすると電源が入る。
ゲームにあたっては、まず各自1枚ずつカードを取り、数字の一番大きなカードを引いた人が親となる。ゲームを続行するときは前回の勝者が親だ。親が決まったら、各プレイヤーに7枚ずつカードを伏せて配り、最後に1枚のカードを置く。この1枚がディスカードパイル(捨て札の山)の最初の1枚となる。
カードを配り終わったらカードシューターの上部カバーを開けて、残りのカードを伏せてウノアタックに入れてカバーを閉じる。そして底面のスイッチをオンにする。カードシューターは発射口を常にプレイヤーに向くように回転させながら使う。
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