準備が終わったら、普通のウノと同じように、親の左隣の人から時計回りにカードを捨てていく。ディスカードパイルのカードにある数字または色、記号のいずれかが同じ手持ちのカードを1枚捨てることができる。場のカードと合うカードがなければ、アタックボタンを1回押さなければならない。
カードは112枚あり、そのうち数字カードは青・緑・赤・黄が18枚ずつで、計72枚。残りの40枚は記号カードとなっている。記号カードは6種類で、内容は以下の通り。
記号カード(枚数) | 内容 |
---|---|
リバース(8枚) | 順番の移る方向が逆になる。 |
スキップ(8枚) | 次の番の人が1回抜かされる。 |
ワイルド(4枚) | 場にどんなカードが出ていても使える。自分の好きな色を宣言できる。 |
ディスカードオール(8枚) | 手持ちのカードの中の同じ色のカードをすべて一斉に捨てられる。捨てられるカードがない場合はアタックボタンを1回押す。 |
ヒット2(8枚) | 次の番の人はアタックボタンを2回押さなければならない。 |
アタックアタック(4枚) | 場にどんなカードが出ていても使える。自分の好きな色を宣言してアタック攻撃を受ける相手を決められる。選んだ相手にウノアタックを向けて、アタックボタンを2回押す。 |
手持ちのカードが残り1枚になったときにみんなに向かって「ウノ!」と宣言しなければならないのは普通のウノと同じで、宣言するのを忘れた人は罰としてアタックボタンを2回押さなければならない。ただし宣言するのを忘れたことを、次の人が手札を捨てたりアタックボタンを押したりするまでの間に、ほかの人から指摘されなければ押す必要はない。
だれか1人のカードがなくなったら、そのラウンドは終了。得点を計算する。得点については、数字カードは数字の通りの点数で、リバース・スキップ・ヒット2が20点、ディスカードオールが30点、ワイルドとアタックアタックが50点となっている。
ちなみにアタックボタンを押したときに発射口から少しでも出てきたカードはすべてアタックボタンを押した人が引き取らなければならず、マシンの中に半分以上が隠れていても、引っ張り出さなければならない。なかなか厳しい掟(おきて)だ。
アタックボタンを押したときにカードが何枚飛び出すかはランダムになっており、まったく予測できない。2枚や4枚のときもあれば、6枚とか8枚が一気に吐き出されることもある。また、1枚も出てこないときもあり、こんなときはラッキーということでカードは増えない。
残り2〜3枚と少なくなった状態でアタックボタンを押し、いきなり大量のカードがぶちまけられるとかなり悔しい。ふつうのウノよりも一気に大量に増えるリスクが高いので興奮度はかなり高く、次に何枚出てくるか、そのドキドキ感がたまらない。
アタックアタックでほかのプレーヤーにカードシューターを向けて攻撃(発射)するという演出もなかなか面白く、相手の顔を見ながら遊べるアナログゲームの良さを堪能できるゲームだといえる。
ふつうのウノよりも価格は高いが、それだけの価値は十分にあると思う。これなら子どもはもちろん、大人も熱くなれるだろう。ソーシャルゲームなどに飽きた人は、家族や友だちを集めて久しぶりにウノを楽しんでみてはいかがだろうか?
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