上海問屋がなにやら本気を出してきた。同社はプレミアムクオリティとうたうオーディオ専門ブランド「DONY AUDIO(ドニー・オーディオ)」を立ち上げ、これまでの上海問屋ブランドに対し、オーディオ製品をメインとすること、さらに価格だけでなく音質や品質を重視したラインアップで展開していくようだ。
そんなDONY AUDIOブランドより登場したUSB DAC機能搭載真空管ヘッドフォンアンプ/プリアンプが「DN-68351」だ。
本機は3つの真空管をV字型に並べ、フロントパネルにVUメーター(音量感を示すメーター)を搭載した独特のスタイルが興味を引く。その雰囲気だけでもなかなか魅力的だが、詳細を見ると音質に関して「むむむ、これは」と、こだわっていると思える部分がいくつか存在する。
真空管は、12AX7/6N1/6N2と、3つの異なるタイプを実装していた。回路図を見ると、音声信号の電圧増幅に12AX7を、6N1は電源回路に、そして6N2は信号を安定させる目的に利用しているようだ。ボディは真空管カバー以外に金属素材を採用し、高級感もなかなか。デスクトップで使いやすいサイズながら、独特の重量感、ひんやり感とともにかなりの所有満足度も得られることだろう。
USB DACとしてはサンプリングレート 48kHz/16ビットまで対応と標準的なスペックだが、出力段にBurr-Brown製オペアンプ「OPA2604」を採用するなど、特にアナログ系回路に高品位志向のパーツを採用している。さらに、電源ユニットを本体と分離させた仕様も本格派の香りがする。電源は一般的なスイッチング方式ではなく、ノイズ特性で有利なトランス方式を採用し、オーディオ機器的なセオリーに沿っているのは興味深い。
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