デノンは、AVアンプの新製品2機種を5月中旬から順次発売する。4Kアップスケーリングなど映像面を強化した7.1ch対応機「AVR-2113」および5.1ch対応のエントリー機ながらネットワークオーディオ機能が充実した「AVR-1713」をラインアップ。価格は、AVR-2113が8万4000円、AVR-1713が5万5650円となっている。
型番 | AVR-1713 | AVR-2113 |
---|---|---|
定格出力 | 80ワット×5ch | 95ワット×7ch |
実用最大出力 | 135ワット×5ch | 140ワット×7ch |
HDMI入力 | 5(フロント1) | 6(フロント1) |
HDMI出力 | 1 | 1 |
外形寸法 | 434(幅)×329(奥行き)×151(高さ)ミリ | 434(幅)×329(奥行き)×167(高さ)ミリ |
重量 | 8.3キログラム | 9.5キログラム |
価格 | 5万5650円 | 8万4000円 |
発売時期 | 5月中旬 | 6月上旬 |
低価格モデルながらネットワーク機能を充実させたAVR-1713は、AirPlayやDLNA 1.5、インターネットラジオをサポート。上級機と同様に96kHz/24ビットのFLACファイル再生が可能なネットワークオーディオプレーヤー機能を搭載している。
またデザインを一新した「Denon Remote App」に対応。iOS/Android端末を無線リモコンにできる。PCやNASに保存した音楽ファイルやネットラジオ局のブラウジングが高速化されるなど、操作性も向上した(Android版は5月下旬リリース予定)。
全チャンネル同一パワー、同一レスポンスを確保したフルディスクリート構成のパワーアンプを搭載。内部構造を見直し、従来機に比べて奥行きを53ミリ、高さを11ミリ短縮したコンパクトボディーも特長だ。スマホやビデオカメラを手軽に接続できるフロントHDMI/フロントUSB端子も搭載している。
一方、7.1ch対応のAVR-2113は、ドルビーTrueHDやDTS-HD MAに加えてドルビーPro Logic IIzをサポート。やはり全チャンネル同一パワー、同一レスポンスを確保したフルディスクリート構成のパワーアンプを搭載している。
アナログビデオ入力およびHDMI信号を4K(3840×2160ピクセル)までアップスケールできる新世代のIPスケーラーを搭載。4K映像のパススルーや4K映像へのGUIオーバーレイ表示にも対応するなど、「4Kディスプレイにフル対応」(同社)した。
ネットワークオーディオ機能は、96kHz/24ビットのFLACファイル再生に対応したネットワークプレーヤー機能を搭載。また、夏に予定しているファームウェアアップデートにより、192kHz/24ビットのWAV/FLACやApple Losslessファイルの再生、ギャップレス再生に対応する予定だ。そのほかAirPlayやネットラジオ、「Denon Remote App」にも対応する。
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