LED電球の普及が進む一方、注目が高まっているのが天井に取り付けるLEDシーリングライトだ。すでに家電メーカーや照明器具メーカーなど多数のメーカーが参入しており、ここ1年で低価格化が進んでかなり買いやすくなった。そこで今回は、ビックカメラ新宿店におじゃましてLEDシーリングライトの最新動向について聞いた。
話を伺ったのはビックカメラ新宿西口店の6階・家電コーナー主任の馬上健一さん。まずはビックカメラにおけるLEDシーリングライトの全国ランキングを聞いてみた。
LEDシーリングライト全国ランキング(※1) | 販売価格(※2) | |
---|---|---|
1位 | アイリスオーヤマ CL6NE1 | 9480円 |
2位 | 日立 LEC-AH50 | 1万9800円 |
3位 | パナソニック HH-LC461A | 1万7800円 |
4位 | 東芝 LEDH93002Y-LC | 1万8700円 |
5位 | シャープ DL-C306V | 3万9800円 |
ランキング結果は上記の通り。アイリスオーヤマ「CL6NE1」は、「1万円を切る価格ということで、ずば抜けた安さが人気の要因です。ただし光色は昼白色だけで、明るさの調節だけしかできず、機能を最低限に絞っています」と馬上さん。機能はシンプルながらも、蛍光灯シーリングライトに迫る低価格はインパクトがあるようだ。
2位のLEC-AH50とHH-LC461Aは、光色を昼白色と電球色とで切り替えられる点と、家に人がいなくても設定時間になると自動的にオン・オフするタイマー予約機能などを搭載している点が共通していて、ベーシックモデルの定番として人気だ。4位のLEDH93002Y-LCは光色の選択はできるがタイマー予約機能は持たず、その分、2位と3位に比べてわずかに安い価格となっている。
ちなみに1位のCL6NE1と4位のLEDH93002Y-LC、5位のDL-C306Vはセードの中央が光らず、発光部がドーナツ形のタイプだが、2位のLEC-AH50と3位のHH-LC461Aは全面的に光るタイプとなっている。LEDシーリングライトの黎明期にはドーナツ形のタイプが多かったが、最近は蛍光灯シーリングライトのように全面的に光るタイプが増えてきており、どんな部屋にも合わせやすいデザインということで人気だという。
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