LDA11L-G-Aは6月15日に発売したばかりの最新モデルで、店頭価格はまだ4480円(ヨドバシカメラ調べ)と高めだ。全光束は810ルーメンで、白熱灯のような広い配光角を実現している。
この広配光角は、LEDの光を拡散させて光り方のムラを抑える「光拡散カバー」と、スリットの隙間から口金方向に向けて光が出る「スリット構造ボディ」によって実現した。このスリット構造ボディは放熱面積を増やしてLEDモジュールの熱を効果的に逃がす効果もあり、発光効率の向上に一役買っている。
サイズは全長112ミリ、外径60ミリと、今回紹介する中では小型で、質量も120グラムともっとも軽い。消費電力は11.4ワット。定格寿命は4万時間。密閉器具にも対応しており、器具内の温度や周囲温度が高くなると自動的に電力を抑える保護機能も搭載している。
さっそく、実際に取り付けた印象をリポートしていこう。今回の特集では、和室と洋室のリビング2パターンで撮影した。比較に使用したのは白熱灯(60ワット)と、電球型蛍光灯の60ワット形相当タイプ。
まずは和室から。明るさは十分で、白熱灯に比べて天井や横の壁にも十分に光が当たっている。色は白熱灯に近い、暖かみのある柔らかい光だ。
次に細部の拡大を見てみよう。天井付近の明るさは白熱灯に比べてわずかに暗いが、ほとんど気にならない。シェードの影もほとんど出ていなかった。
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