ラックスマンは1月25日、ハイレゾ音源対応の据え置き型のUSB DAC「DA-06」を発表した。PCMの384kHz/32bitおよびDSDの2.82MHz、5.64MHzまで対応する。価格は31万5000円で、2月から店頭に並ぶ予定だ。
同社のCD/SACDプレーヤー「D-06」のアナログ回路に最新のデジタル回路を融合したという単体DAC。PCやMacと接続するUSB入力のほか、同軸×2、光×2、バランス×1のデジタル入力端子を装備。USB入力はアシンクロナス伝送に対応する。
PCM信号は、テキサス・インスツルメンツの最新32bit DSP「TAS3152」により、最大384kHzまでアップサンプリングが可能。3種類のデジタル・フィルターも適用できる。一方のDSDデータは、DACチップ内蔵のアナログフィルターによる2種類の音質を切替可能だ。
また、入力されたデジタル信号を同軸/光デジタルでスルー出力可能なDDコンバーター機能を搭載(最大192kHz/24bit、DSD信号は除く)。「手持ちのCDプレーヤーを高音質化させる用途や、PCMデジタル出力を持った地デジ機器/AV機器などをグレードアップする目的にも利用できる」(同社)という。
ドライバーは、Windows用を同梱(どうこん)。MacOS XではUSBオーディオクラス2.0対応のOS標準ドライバーで動作する。DSD再生では、ASIOドライバーとDoPをサポート(MacはDoPのみ)。さらに同社では、Windows/Macの両方に向けて標準のプレーヤーソフトを提供する予定だ。
本体サイズは、440(幅)×92(高さ)×400(奥行き)ミリ。重量は11キログラム。ドライバーCDのほか、ノンツイスト構造のラックスマン標準電源ケーブル「JPA-10000」が付属する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR