デザイン部部長の見守る中、バトルはスタート。暗闇に2人がバチバチ放つ火花が見えた(気がする)。
ねこポッポの作品を見たデザイン部部長が腕組みのまま、右手こぶしを顎に当てた。そして右の眉がかすかに上がった。これは彼が作品の出来に満足していない時の癖だ。
緊張が走る。
今度はもっちーの番だ。若さゆえか身のこなしが軽い。制限時間をものともせずサクサク仕上げていく。
「もっちー、上手い!」の声に気をよくしたもっちー画伯は次々傑作をモノにする。
特撮ふう作品にも挑戦。
アニメにしてみました。アニメはGIFで保存されます。
ちなみに撮影した写真やGIFアニメはメールに添付したり、SNSに投稿したり、印刷したりできる。
もっちーの作品の出来に肩を落とすねこポッポ。
「お、おれはもうダメだ……」
落ち込むねこポッポに
「だいじょうぶだよー!がんばれ、ねこポッポ」
やさしく声をかけるもっちー。
なんて麗しい仲間愛。涙なくしては見ることができなかった感動のシーンです。
満足そうにうなずく部長。
「そう、それでいいんだよ、ねこポッポ」
「よーし!もう一度頑張るぞ!」
ちなみに今回、時間は15秒か30秒の設定で描いている。時間制限なしに書くこともできるが、大人数で遊ぶなら、制限時間を設けたほうが盛り上がる。
最後にお互いの健闘をたたえあってそれぞれをモデルにおえかきしてみた。
と、デザイン部の熾烈なトップ争いが、ラストには美しい友情物語に変わった。じーん。
ちなみに記事には3人しか登場しないが、実際は6人ほどで爆笑しながら盛り上がった撮影会だった。想像していたよりはるかに楽しいのだ。お花見や歓送迎会など夜に行われるイベントで盛り上がって使いたい。
そうだ、早速スカイツリーを撮影してみようっと。ペンライトとiPhoneを手に会社を出ようとしたワタシをS氏が呼びとめた。
「記事書けたんですね。じゃ、返却しますからペンライト返してください」
「えーもう返しちゃうんだ。がっかり」
「当たり前です。遊ぶために借りたんじゃないんですから」
ペンライトを回収して去っていくS氏の後ろ姿を恨めしそうに見つめるワタシであった。
数日後。
S氏のiPhoneの壁紙が「『夜空におえかき』で楽しそうにスカイツリーと戯れるS氏の写真」のように見えるのはワタシの気のせいに違いない。ええ。気のせいですよね。きっと。
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