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オンキヨー、設置スタイルで選べる3種のフロントサラウンドシステム

» 2013年09月11日 22時57分 公開
[ITmedia]

 オンキヨーは9月11日、テレビ向けのサラウンドシステムの新製品を発表した。設置スペースや視聴スタイルに合わせて選べる3タイプをラインアップ。10月上旬から順次発売する。価格はすべてオープンプライス。

「LS-T10」はテレビを上に載せるタイプ

 「LS-T10」は、本体の上にテレビを載せるタイプのフロントサラウンドシステムだ。耐荷重は35キログラムで、40インチ以上のテレビにも対応する。

 一体型の本体には、70ミリ径フルレンジ6基と120ミリ径ウーファーを搭載。合計出力100ワットのデジタルアンプで再生する。サウンドモードは、セリフを明瞭(めいりょう)に再生する「News」のほか、「Movie」「Music」の3つ。DSP技術を活用した独自のフロントサラウンド技術「AuraSphere」により、「まるで部屋全体で再生しているような、自然で立体的な音場を形成する」(同社)という。

 入力端子は、光デジタルと同軸デジタルが各1系統とアナログ1系統。またBluetooth 2.1+EDRを搭載し、スマートフォンやタブレット端末からワイヤレスで楽曲再生が可能だ。USBメモリーなどに保存したMP3ファイルを再生できるUSB端子も備えた。

 本体サイズは、700(幅)×105(高さ)×350(奥行き)ミリ。重量は8.7キログラム。10月上旬に発売する予定で、店頭では5万3000円前後になる見込みだ。

サウンドバー2機種も登場

「LS-B50」(左)と「LS-B40」(右)

 「LS-B50」は、幅90センチのサウンドバーと別体のワイヤレスサブウーファーをセットにしたシステムだ。サウンドバーには8つのスピーカーユニットを搭載し、独自の「AuraSphere」技術により立体的に広がるサウンドを実現するという。

 入力端子は、光デジタル、同軸デジタル、アナログが各1系統。LS-T10と同様、BluetoothやMP3再生が可能なUSB端子を搭載している。またサウンドバーがテレビのIR受光部をふさいでしまう場合でも、赤外線信号を中継できる「IRフラッシャー」機能を備えた。

 サウンドバーのサイズは、909(幅)×96.3(高さ)×95.5(奥行き)ミリで、重量は3.9キログラム。ワイヤレスサブウーファーは261(幅)×337(高さ)×269(奥行き)ミリ、重量は5.8キログラム。

 ワイヤレスサブウーファーを省略したサウンドバー単体の「LS-B40」もラインアップ。ユニット構成は異なるが、そのほかの仕様はLS-B50と共通だ。LS-B50は10月末に発売予定で、実売価格は6万円台半ば。LS-B40は11月上旬発売で、店頭では4万3000円前後になる見込みだ。

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