「べ、べつに、あなたにほめてほしくて掃除したんじゃないんだからね」――シャープは3月25日、「かわいらしい妹のようなロボット家電と暮らしたい」とのニーズに応えたというロボット掃除機「プレミアムなCOCOROBO」(非売品)のモニター募集を、新サイト「SHARP Cloud Labs」(シャープ・クラウド・ラボ)で3月31日から始める。
「SHARP Cloud Labs」は、企業や大学など社外パートナーを広く募集し、クラウド関連サービスを開発したり、試作品のモニターを募る場として25日に新設した。
SHARP Cloud Labsのプロジェクトの1つ、「プレミアムなCOCOROBO」は、「情緒あふれる情報サービスの充実と、音声会話機能による癒し効果の向上を目指した取り組み」としてスタート。「かわいらしい妹のようなロボット家電と暮らしたい」「魅力的な声のロボット家電と会話を楽しみたい」という顧客ニーズに応え、声優×漫画家×家電という異業種のコラボレーションで誕生したという。
人工知能や音声認識などの技術を活用したロボット掃除機「COCOROBO」に、漫画家の霜月絹鯊(しもつき・きぬさ)さんが描いたかわいらしい女の子「ココロボちゃん」(プレココちゃん)の大きなステッカーを貼付。女優・声優で16歳の木戸衣吹(きど・いぶき)さんの音声で、ユーザーと会話できる。
COCOROBOちゃんは「明るく元気だがやや気分屋」のキャラクター。聞き上手で、24時間いつでも話し相手をしてくれるという。例えば、「掃除うまいね」「べ、べつに、あなたにほめてほしくて掃除したんじゃないんだからね」「魚のことを教えて」「カワハギといえば、肝醤油にお刺身だね♪」といった会話が可能だとWebサイトで紹介されている。
「プレミアムなCOCOROBO」を1カ月間使用した後、アンケートやインタビューに答えてくれるユーザーを3月31日から募集する。満18歳以上で、自宅に無線LAN環境あるなどの条件を満たした人のみWebサイトから応募できる。募集人数は11人で、応募者多数の場合は抽選になる。
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