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第5回「ポタフェス」開幕、注目の新製品と参考展示を一気にチェック(1/3 ページ)

» 2014年06月28日 17時24分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]

 東京・秋葉原にあるイベントスペース・ベルサール秋葉原で6月28日、「第5回ポータブルオーディオフェスティバル2014 in 秋葉原」(通称:ポタフェス)が開幕した。国内外の140ブランド500あまりの機材が展示されるポータブルオーディオの体感イベントだ。当日は小雨がパラつくあいにくの天気だったが、熱心なポータブルオーディオファンが朝から詰めかけた。

今回も登場した巨大ヘッドフォン。ちゃんと音が出る(左)。初日には元サッカー日本代表の前園真聖さんが登壇。Beats by Dr.Dreについて語るトークショーが行われた。前園さんが呼ばれた理由は、社長が大のサッカーファンだから(右)

モダニティが輸入販売する「スターウォーズ」コラボヘッドフォンのブース。彼女がつけているのは、ハウジングにストーム・トゥルーパーのフェイスをデザインしたもの。よく見ると衣装もストーム・トゥルーパーだった

地下一階ライブ会場の熱気(左)。2階の展示会場。人の多さもさることながら、熱心に試聴する姿が印象的(右)

 メイン会場となる2階には、前回同様メーカー各社のブースが並んでおり、常に人口密度が高い。とくに発表したばかりのハイレゾプレーヤーの新スタンダードをうたう「Astel &Kern AK100II」と「AK120II」を展示したアユート、そして米Westone初の6ドライバー搭載カスタムIEM(インイヤーモニター)「ES60」やユニバーサルタイプのハイエンドモデル「W60」の試聴ができるテックウインドのブースあたりを中心に混雑していたようだ。

アユートブース。試聴は行列覚悟で(左)。ヒビノブースではiBasso Audioの新ハイレゾプレーヤー「DX90j」を初披露。ESS Technologyの「ES9018K2M」を2個搭載し、L./Rを個別に処理することでワイドなダイナミックレンジを実現したという(右)

Westoneの新製品「W60」。同社の展示品は、いつもイベント当日の朝に届く鮮度の高さが特徴だ

オンキヨーブースではポータブルヘッドフォンアンプ「DAC-HA200」の試聴が可能(左)。パイオニアは据え置き型USB-DAC「U-05」のカットモデルを初披露(右)

ハーマンブースでは、新たに取り扱いを始めたAKGのPROライン(K812、K712 Proなど)を初めて展示した(左)。横に人だかりがあったので行ってみたら、アウトレット品の即売を行っていた。AKGのハイエンドイヤフォン「K3003i」は13万8000円の上に線が引かれていて、値引きが期待できるかも(右)

ラトックは先日発表したポータブルヘッドフォンアンプ「REX-KEB02iP」を展示。オンキヨー「HFプレーヤー」を使ってiOSデバイスからのハイレゾ音源再生中(右)

 ヘッドフォン祭の後ということもあってか、展示機は発表済みの新製品がメインだったが、数は少ないものの未発表の参考展示もいくつか見つけることができた。ここからは各社の参考展示を中心に紹介していこう。

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