年末商戦に向け、玩具メーカー各社が新製品を披露する展示商談会「2014クリスマスおもちゃ見本市」が9月3日に開幕した。今年は「妖怪ウォッチ」や「アナと雪の女王」関連グッズなど、大きなヒット商品に恵まれた玩具業界。しかし、そうしたブーム商品とは違う面白い商材も多く登場している。6月の「東京おもちゃショー」には展示されなかった“新作”を中心にピックアップした。
カルビーとタカラトミーアーツがコラボした「じゃがりこパニック」は、ロングセラーのお菓子「じゃがりこ」をハラハラドキドキしながら食べる、“危機一発”的なパーティーゲームだ。
じゃがりこのキャラクター「じゃがお」がモチーフ。フタを開けたじゃがりこを容器ごとセットし、1人ずつ「じゃがおヘッド」を持ち上げて食べていく。1本とったら、じゃがおヘッドを元の位置に戻し、次の人へ。運が良ければ何も起きないが、運が悪いとヘッドを持ち上げた瞬間、じゃがりこが容器ごと「ガシャン!」と飛び上がる。
もちろん食べ物を粗末にしてはいけないので、じゃがりこが飛び跳ねた場合も容器の外に飛び出さない程度の力加減に調整したという。ただし、本数が残り少なくなると、希に飛び出してしまうこともあるらしい。「そのときは、しっかりキャッチしてください」(同社)。
ゲームに負けた人は、付属のペナルティーカードを1枚引き、書かれていることを実行しなければならない。罰ゲームはさまざまで、「じゃがりこが好きだーと叫ぶ」といった簡単なものから、「赤じゃがりこ青じゃがりこ黄じゃがりこを3回言う」といった難度の高いものまでそろっている。また何も書かれていないカードも3枚入っているため、仲間内でオリジナルの罰ゲームを作ることもできる。
じゃがりこパニックは、2800円(税別)で11月に発売する予定だ。
「Robi」と話してみたいけど、70冊も購入するのはちょっと……と思っていた人に朗報だ。タカラトミーは、ロボット玩具「Omnibot」シリーズの新製品として、「Robiジュニア」を12月に発売する。
本家Robiは毎月届くパーツを組み立てなければならないが、ジュニアは完成品として販売する。価格も1万5000円(税別)と安めだ。
もちろん、本家Robiとは異なる部分がある。まずRobiジュニアは、二足歩行ができない。首や手を動かし、両足をばたばたさせたりもするが、立って歩いたり、踊ったりはしない。
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