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ほかのロボット掃除機と何が違う?――写真と動画で解説する「ダイソン 360 Eye」動画4本、画像たくさん(2/4 ページ)

» 2014年09月06日 07時00分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]

 「360 Eye」は、あえてサイドブラシを省いた。その代わり、底面には“幅いっぱい”のブラシがあり、部屋の隅に寄って掃除することで隅にたまりやすいゴミを集める。そのブラシは、静電気を抑えるカーボンファイバーとナイロンを組み合わせたもので、“らせん状”に並べた構造も含め、ほかのダイソン掃除機のヘッドと同じ。このあたりにも“集じん力”へのこだわりが感じられる。

クリアビンを下からのぞくと8つのコーンの先端が見える

カットモデルはかなり詰まった印象。上部に基板、本体中央部には吸引力の源となるデジタルモーター「DDM V2」が見える

12セルという大きめのリチウムイオンバッテリーを搭載。連続30分間の掃除が可能で、残量が少なくなると自分で充電ドックに戻る。充電時間は1時間半から2時間程度

バッテリーの横にはUSB端子のようなインタフェースがあった。保守用かもしれない

底面。後方にブラシ、前方両サイドにはキャタピラのような「ベルト駆動式転輪」を備え、15ミリまでの段差を乗り越える

 ほかのロボット掃除機にないものとして、重機のキャタピラを思わせる「ベルト駆動式転輪」も挙げられる。ゴム状のベルト部分は、それ自体も上下に可動する仕組み。さまざまな材質の床を捉え、移動方向と速度を維持するという。また障害物があっても15ミリ以下であれば乗り越える。

白い充電ドックは薄型のしゃれたデザイン。室内に出っ張る部分が少ない最小限の構成となっている

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