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キャンプや防災に――USB充電にも対応した「ポップアップランタンプロ」橘十徳の「自腹ですが何か?」(1/2 ページ)

» 2014年09月16日 11時43分 公開
[橘十徳,ITmedia]
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 火を使わず安全で、かつ省電力なLEDランタンはキャンプなどで使うのに便利だが、筒状のデザインにものが多く、持ち運ぶときに意外とかさばってしまう。今回紹介する「ポップアップランタンプロ」は、そんな悩みを解決する製品だ。このランタンは簡単な操作で折りたたみ状態からポップアップして提灯型になる一方、持ち運ぶときはコンパクトに折りたためる。

「ポップアップランタンプロ」(折りたたんだ状態)

 LEDは白色と暖色の切り替えが可能で、大人数でのキャンプのメインライトとしては使えないながらも、サブとして買い足すのにも最適だし、コンパクトに収納できるので防災用途にもぴったりだ。

 しかもランタンとしてだけではなく、ハンディライトとしても使える。価格はAmazon.co.jpで2498円(筆者購入時)。折りたたみ機構を備えているのに加えて、光色も暖色と白色を切り替え可能ということで、個人的にはまあ納得できる価格だと思う。

USB経由でニッケル水素充電池を充電

 サイズは、折りたたんだ状態で85(直径)×50(高さ)ミリ。これをポップアップさせると高さが132ミリとなる。本体は上下2つのパーツがバネで連結された状態になっており、ポップアップ時はバネが延びた部分が布で保護されてホヤとなり、ランタンとして使える仕組みだ。

LED発光部が見える(左)。折りたたんだ状態のサイズは85(直径)×50(高さ)ミリ(右)

ポップアップさせた状態

 折りたたむには、上下の円形パーツを合わせてねじ込むだけで簡単に収納することが可能で、ポップアップも実に簡単。ただし、ねじ込む部分がゆるめで、持ったときに誤ってポップアップしてしまうことがあった。もう少ししっかりとロックをかけられるような機構にしてほしかったと思う。

 電源は単三形乾電池を3本使用する。また、この製品には USB充電ケーブルも付属しており、単三形のニッケル水素充電池を使用する場合、USB経由で充電できる。ただし過充電防止機能が非搭載なので、満充電になったら自分でケーブルを抜くように気をつけなければならない。充電時間は約5時間と説明書には記載されている。

単三形乾電池3本を使用(左)。付属の充電ケーブル(右)

ニッケル水素充電池を充電可能(左)。吊り下げ用フックを装備(右)

 さらに、電池を入れずに充電ケーブルだけで点灯させることも可能だった。この使い方は説明書を見てもとくに禁止されてはいないが、あくまでも自己責任での使用となるだろう。

 底面には収納式のフックも設けられており、吊り下げられるようになっている。全体的にチープな印象ではあるものの、実用に徹した作りだ。

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