R2-D2の操作は、付属のリモコンで行います。リモコンはいたってシンプル。前後左右のキーと発音時のボリューム調整、頭部の演出ボタンくらいです。ボタンの表記もR2-D2の頭部をアイコン化するなど、初期の試作機に比べると分かりやすくなっていました。
リモコンのボタンを押すと、R2-D2が動き始めます。方向ボタンは押している間だけ、その方向に動くスタイル。前後は前進と後進、左右の場合はその場で向きを変えます。回転半径が本体のフットプリントとほぼ同じですから、かなり小回りが効きます。
動きはスムーズで、最高時速は1キロメートル。バッテリーは2時間ほどもちますから運動能力は十分といえそうです。つまり、R2-D2を操ったまま外に出て国道246を東に進めば、バッテリーが切れる前に青山一丁目にあるITmediaのオフィスへ拉致できる計算です(距離は約1.4キロメートル)。おっと、フォースのダークサイドが……。
内なるフォースの覚醒を抑えつつ、次はプロジェクターを使ってみましょう。R2-D2のプロジェクターは頭部の前面。Miracastに対応しているので、最近のAndroid端末なら簡単にスクリーンミラーリングができます。
頭部のカバーを開けてプロジェクターのスイッチをオン。スマホのWi-Fi設定で「××××-PicoAir」を選択すればR2-D2とダイレクトにつながりますから、自宅にWi-Fiルータがない人でも大丈夫。またスマホの機種によっては専用のMiracastアプリから接続することもできます。
ピコ・プロジェクターの輝度は最大32ルーメン。1メートルほど離れて会議用のスクリーンに投影してみると、けっこう明るい画面を見ることができました。もちろん室内の照明は暗めにする必要はありますが、1メートル程度の投影距離で40インチの画面が楽しめます。これでレイア姫の姿を映し出したら盛り上がること請け合い。
R2-D2をアレコレ触っていて、1つ妙なものに気がつきました。リモコンにどこかで見たような、でも読めない文字が書かれているのです。
実はこれ、スター・ウォーズに銀河標準語として登場する「オーラベッシュ」と呼ばれる文字。ディズニーランドの「スター・ツアーズ」やスター・ウォーズ関連グッズなどにもときどき登場しす。一見、意味が分かりませんが、実は24種類の文字がすべて英語のアルファベットに対応しているそうです。さっそくネットで見つけた対応表(公式のものではない)を使って解読してみると……。
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