本体を持ち上げてみると意外なほど軽い。それもそのはず、約2.4kgという重量は、他社製品と比べても軽量だ。例えばパナソニックの「ルーロ」は約3kg、iRobotの「ルンバ 980」は約3.9kgとなっている。本体の両側面にハンドル代わりの凹みがあり、持ち運びはラクだ。
底面の幅をいっぱいに使った吸引口も特徴だ。ロボット掃除機の全幅とほぼ同じ大きさがあり、これによってサイドブラシがなくても壁際を掃除できるという。
メンテナンス性も良好だ。サイクロン部とダストビンはボタン1つで取り外しが可能。底面のブラシもコインで外せるので工具を常備しておく必要はない。背面のカバーを開ければ、ポストモーターフィルターやバッテリーにもアクセスできるため、バッテリー交換もユーザーの手で行える。
掃除を始める前に専用アプリ「Dyson Link」(iOS/Android板)を使って360Eyeが自宅の無線LANネットワークに参加できるように設定を行う。
App StoreまたはGoogle Playからアプリをダウンロードしたら、製品登録時のID/パスワードを入力してダイソンクラウドにログイン(製品保証登録を行っていない場合はここで登録できる)。画面の指示に従って、自宅のWi-Fiネットワーク(SSID)を選択、パスワードを入力しておく。もちろん、このとき360Eyeはまだ宅内ネットワークに入っていない。パスワードの入力は、後でスマートフォンから情報を伝送するための前準備となる。
360Eyeを充電ドックに置くと、電源ボタンの後方にもう1つ青いライト(Wi-Fiランプ)が点灯する。ここでスマートフォンのWi-Fi設定画面に切り替えると無線アクセスポイントの一覧に「360EYE-×××」が見えるため、これを選択。するとスマホとロボット掃除機がダイレクトに無線LANで接続され、先ほど入力した宅内ネットワークの設定情報が伝送される。パスワード代わりに360 Eyeのシリアルナンバーを入力する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR