個人的に気に入ったのは、専用アプリ「Dyson Link」に表示される360Eyeの移動経路だ。掃除が終了した後、アプリで履歴を確認すると、部屋の形になったマップを参照できるのだが、掃除した場所、掃除できなかった場所が一目瞭然(りょうぜん)。今回試用した部屋の場合、事務用椅子の足元など複雑で狭い場所もあり、当然ロボット掃除機では掃除できない。しかしマップがあれば、ゴミが残っている場所もだいたい特定できるため、椅子を動かした後にもう一度360Eyeを動かしたり、手持ちの掃除機でカバーするといった運用ができる。
普段、家の中は裸足で過ごしている人なら、掃除をさぼっていると足の裏で“ほこりっぽさ”を感じるという感覚を理解してもらえると思う。しかし、360Eyeが通った後は床がスベスベでホコリっぽさは一切なし。しかもアプリを介して360 Eyeの働きっぷりが“見える化”されたことで、自分がその場にいなくても、ソファーでグダグダしていたとしても、「掃除した!」という満足感を得られることが分かった。
販売店のスタッフなどに聞くと、ロボット掃除機に興味を持たない人の多くは、その吸引力について懐疑的な場合が多いという。ダイソン360Eyeは、そうした人たちにオススメしたいロボット掃除機といえそうだ。
進化し続けるロボット掃除機、ダイソン「360Eye」のスゴイところ
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ほかのロボット掃除機と何が違う?――写真と動画で解説する「ダイソン 360 Eye」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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