意外と意味を知らない方言ってたくさんありますよね。アクセントや語調ではなく、言葉自体が面白い、そんな方言を集めてみました。
豆知識として知っていると、旅行先などで役に立つかも(?)しれません。
いきなり友達から、面と向かって「お前、しんでええよ」といわれたら、大ショックですよね。
しかし、「しんでいい」というのは、新潟県周辺で使われる方言では「しなくていい」という意味なのです。
なので、「お前、しんでええよ」は、「あなたはしなくていいよ」ということになります。
「ジャス」って何のことでしょうか? ヒントは仙台弁です。小学生から高校生まではほぼ全員が持っている物で、よく学校からもらうプリントに「この日はジャス持参」と書かれています。
正解は「体操着」。特に学校指定の上下そろった体操着を指す言葉だそうです。「ジャージ」が略されて「ジャス」と呼ばれるようになったのだとか。
仙台弁のジャスは、名古屋のケッタマシン(原動機付き自転車)、鹿児島のラーフル(黒板消し)、福井のジャミジャミ(テレビ放送終了後の砂嵐画面)と共に「昭和四大方言」になっています。
学校で「机をつった」経験がある人はいますか?
その人は、多分愛知県周辺の小学校に通っていたはずです。「机をつる」は愛知県の学校生活で、当たり前に使われている言葉だといいます。
多くの小学校では、掃除の時間になると机を後方に移動させて掃除するはずです。愛知県では、この行為のことを「机をつる」といいます。机をつった後は、掃いてぞうきんがけ。掃除が終われば、また机をつって元の場所に戻します。岐阜県や三重県でも使われているようです。
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