所在地は徳島県阿南市。じゅうはちじょまち? と読んでしまいそうな名前ですが「さかりちょう」と読みます。
百姓新左衛門の先祖である日下但馬守がかつて、18歳の姫を守るためにこの地域へ逃げ、開発を行ったとする伝説があることから、十八女という名が付いたという説があります。さらに古いことわざに「娘十八 番茶も出花」というものがあり、当時の18歳は女の盛り年であったため「さかり」と読ませました。
十八女皇子神社という安産を祈願する神社があり、祭りの時期にはおみこしに付いた注連縄(しめなわ)を持って帰り、お守りにすることで安産になるといわれているようですが、少子化、過疎化の影響で、該当者が現れない年もあるようです。
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