日立マクセルは10月6日、1970年代の人気カセットテープ「UD」のデザインを復刻した製品を発表した。カセットテープの発売50周年を記念したもの。10分〜90分までの4種類を11月25日から数量限定で販売する。
マクセルは1966年に国内初のカセットテープを商品化し、今年50周年を迎える。これを記念して1972年に発売した「UD」シリーズのデザインを復刻。再現性を高めるため、ブラックのカセットハーフ(磁気テープや走行関連部品を収めたプラスチック部品)の採用や日本製にこだわった。なお、中身は現行の「UR」グレードとなっている。
マクセルの「UD」は、磁性体にPXガンマヘマタイトを採用したノーマルポジションながら、クロムテープを思わせる黒いカセットハーフなどで人気を集めた。このデザインは1978年のリニューアルまで使用され、ソニーの「HF」などとともに1970年代を代表するカセットといわれている。
昭和世代必見! 実用的なカセットテープのカプセルトイ
は・じ・め・てのアナログレコード♪ ――ハイレゾ音源と比較してみた
人気のアナログターンテーブルが高級機になって復活! テクニクス「SL-1200GAE」は国内300台限定販売
思い出は劣化させない――「MP3変換機能搭載 カセットプレーヤー」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR