デジタル一眼ランキングは、盤石の強さでどこまで連勝を伸ばすかと思っていた「EOS Kiss X8i ダブルズームキット」が、トップどころかトップ3からも陥落した。代わって首位となったのは、これまで何度も連続トップを取ってきたキヤノン「EOS Kiss X7 ダブルズームキット」(前回2位)だ。2位はニコン「D5500 ダブルズームキット」(前回3位)、3位にはパナソニック「LUMIX DMC-GF7Wダブルズームキット」(前回4位)が入った。
今回のデジタル一眼ランキングは、ちょっと変わった動きだった。トップ10の顔ぶれは前回とまったく同じで、前回1位だったキヤノン「EOS Kiss X8i ダブルズームキット」だけが順位を下げ、その他の機種の並び順は変わらなかったのだ。同機種だけ3つも順位を下げた理由は不明だが、急に不人気になるとは考えられず、一時的に出荷が滞ったのだろうか。一方、パナソニックの機種がトップ3に入るのは、2014年11月の「LUMIX DMC-GF6 ダブルズームレンズキット」以来およそ2年ぶりだ。次回のランキングで「EOS Kiss X8i ダブルズームキット」の順位がどう動くか注目したい。
コンパクトデジカメランキングは大きな順位の変動があった。1位はカシオ計算機「EX-ZR210」で変わらないが、2位にソニー「DSC-W810」が前回8位から一気に上昇した。前々回は13位だったのでその急伸ぶりが目立つ。今回のトップ10中、唯一の2014年発売機種なので販売価格の引き下げなどが影響したとも考えられる。好調のカシオ計算機勢は、前回2位の「EX-ZS28」が5位に後退したものの、前回6位の「EX-ZR1700」が4位に上がるなど、まだまだ人気は衰えないようだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR