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超絶スピードのAFと連写! ソニー「RX100M5」の進化っぷり(1/4 ページ)

» 2016年12月08日 15時21分 公開
[荻窪圭ITmedia]
ソニーの“サイバーショット”「DSC-RX100M5」。内蔵ストロボとEVF(ファインダー)をポップアップした状態。このサイズで2つのポップアップユニットを内蔵しているのは立派
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 ソニーの「RX100シリーズ」がまた進化した。今度は超高速AFと超高速連写である。いやもうほんとに速かった。「DSC-RX100M5」である。

 M5はMark 5なので5代目。

 高画質でコンパクトなハイエンドコンデジとして定番の座を射止めたRX100は年々進化を遂げ、2012年の初代RX100から毎年上位機種を発表。今でも初代からM5までの全RX100が現行モデルという、かなり希有な存在だ。

ほんとに速かったM5

 RX100がスゴいのは、1型センサーという他より大きなセンサーを搭載したハイエンド機として登場しながら、ボディがすごくコンパクトでシンプルなデザインだったこと。

 大型センサーを積んだハイエンド機といえば、マニュアル撮影指向のハイエンドユーザーに向けてしっかりしたグリップに多彩なボタンやダイヤルという構成が好まれていたが、RX100はシンプルなボディに最小限のボタンというオートで気軽に使いたい一般ユーザーに向けたカメラだったのである。

 だからカメラに詳しくはないけどきれいな写真を撮りたい人たちに喜ばれた。5代目のRX100M5にしてもそれは同じ。フラットでシンプルなボディに最小限の操作系だ。

 背面モニターはチルト式で180度回せば自分撮りにも対応。

モニターは180度回転して自撮りに対応。自動的に自撮りモードになり、3秒のセルフタイマーがかかる

 左肩にはポップアップEVFを搭載。中央にはストロボも内蔵。ストロボとEVFを体内に収納しながらこのサイズでハイエンド機ってのは考えてみたらすごい。

 側面のスイッチを押すとEVFがぴょこんと飛び出るギミックは好きな人にはたまらない。このEVF、小さいけれども実用性は高いのである。

ポップアップEVFがすごく便利。側面のレバーを下ろすとぴょこんと飛び出るので、接眼部を手で引き出してやる

 レンズはM3から受け継ぐ、24-70mm相当の広角系ズームで明るさはF1.8-2.8。ちょっと望遠が足りない感じはあるが、スナップ用としては非常に使いやすいレンジだ。カール・ツァイスのバリオ・ゾナーでT*コーティングである。

レンズはカール・ツァイスのバリオ・ゾナー

 では定点のガスタンクで画質をチェックしてみよう。

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