X100Fはフルマニュアル撮影を念頭においた凝った操作系を持っているが、いざ使ってみるとボディが大きめなこともあってグリップしやすいし操作もそう難しくない。
画質はといえば、2016〜2017年型Xシリーズ(X-Pro2やX-T2やX-T20)と同じ2,400万画素の「X-Trans CMOS IIIセンサー」に同じ映像エンジンを搭載しているので、実によい。発色も高感度時の画質もディテール描写も実によいデキだ。
レンズは23mmF2.0の単焦点。センサーはAPS-Cサイズなので35mm相当になる。35mmF2の単焦点レンズをつけたコンパクトカメラなのだ。35mmというのは標準に近い広角。撮り方によって広角っぽくも標準っぽくも撮れる。
ポートレートもいい。その場の光の雰囲気をきっちり捉えてくれるし、顔検出が効くのでAFも信頼できる。
いいよねえ。さすが、レンズ一体型の設計なので描写力はすごく高くてボケかたも滑らかできれいだ。
ホワイトバランスもムリにあわせにいかず、その場の光をちょっと生かす傾向であるなと感じる。
23mm単焦点なのでレンズも薄くてボディとのバランスもよし。携帯していてもレンズが邪魔になることはない。
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