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レビュー
» 2017年06月08日 06時00分 公開

ミラーレスならではの軽快さ、キヤノン「EOS M6」 (3/4)

[荻窪圭,ITmedia]

高感度撮影時のノイズは多め

 EOS M5をベースとしているので基本的な使い勝手はM6も同じ。ただ、上面に内蔵ストロボとアクセサリシューが並んだため、スペースが狭くなり、サブ電子ダイヤルと露出補正ダイヤルが2段重ねになり、ダイヤルファンクションボタンがなくなった。

 それ以外はほぼ同じ。

 右手側にボタン・ダイヤル類が集中したおかげで(やや窮屈ではあるが)分かりやすくなったともいえる。

EOS M6を上から。右肩にダイヤル類が集中。露出補正ダイヤルの下にサブ電子ダイヤル、その下に電源スイッチとここだけ3段重ねに
背面から。モニター右のボタン類はEOS M5とまったく同じ。モニターは3型の液晶パネルでタッチパネル付き。タッチパネルのレスポンスは相変わらずよい。このアングルだと右上にある2段ダイヤルがよく分かる

 ミドルクラスミラーレス一眼としてみると、独立した露出補正ダイヤル、背面のロータリーダイヤルを含む3ダイヤル構成を持ちつつ、ボタン類はシンプルで慣れてしまうとなかなか使いやすい。

 ダイヤルやボタンはカスタマイズするのがお勧め。

 とくに3つのダイヤルを効率よく使うにはカスタマイズが必要だ。

操作ボタンカスタマイズ画面

 ではそろそろポートレート以外の作例を。

 まず定番ともいえる風景(ガスタンク)、料理、夜景の3つを。

絞り優先AEで撮影。周辺画質はやや落ちるし、ディテールもそれほどシャープではないが、階調や発色はナチュラルで素晴らしい(15mm 1/500秒 F8 ISO100)
オートモードでナシゴレン。室内光に加え、右から少し外光が入っている。ちょっとアンダー気味ではあるが、色はきれいで印象的(22mm 1/60秒 F4 ISO500)
手持ちで夜景。オートモードで撮影。さすがISO1600くらいではまったく問題ない描写。暗部もきゅっと締まっててよい写りです(15mm 1/50秒 F3.5 ISO1600)

 ここで高感度チェック。ISO感度は最高25600まで上げられる。その画質はどうか。

ISO200から1600
ISO3200からISO25600

 正直、高感度時の絵は他社の最新のAPS-Cサイズカメラに比べるといまひとつ。ノイズも盛大に乗ってきてるし、感度があがるにつれディテールもつぶれていく。ちょっと残念である。

 シャッタースピードは最高で1/4000秒。メカシャッターのみで電子シャッターには未対応なのでこれがMAXとなる。

 ではそれ以外の作例を。

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