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巨大模型と光でカオスな都市をアートに、NAKEDの「TOKYO ART CITY展」がめちゃキレイ(3/4 ページ)

» 2017年06月15日 19時21分 公開
[芹澤隆徳ITmedia]

4Kプロジェクターを使った東京俯瞰図

 「東京俯瞰(ふかん)図」は上空から東京をとらえた高精細CG映像を活用するアカデミックなコンテンツだ。アイコンに触れると、実際の人口分布や交通インフラ、今日の天気、電気消費量といった情報をグラフィックアートで表示する仕組み。美しい映像で東京の動きを可視化した。

高精細な映像表現のため、ここではキヤノンの業務用4Kプロジェクターが使用されている
実際の人口分布や交通インフラ、今日の天気、電気消費量といった情報をグラフィックアートで表示。高精細映像が美しい

 また頭上の飛行機では、2016年7月に羽田空港で限定公開されたプロジェクションマッピングショー「跳べ、日本!―伝統と革新―」が楽しめる。このショーはJALの機体を使ったプロジェクションマッピングだった。

東京駅や東京国立博物館のプロジェクションマッピングが復活

 東京駅と東京国立博物館の模型では、2012年12月に東京駅駅舎の完成を記念して上映された「TOKYO HIKARI VISION」、そして2013年に「洛中洛外図屏風 船木本」で上映された「KARAKURI」という3Dプロジェクションマッピングが復活。しかも当時の上映よりも建物を広く使った拡張版だ。

東京駅の模型は高さ4m、幅9,8mという巨大なもの
「TOKYO HIKARI VISION」
国立博物館では建物を包み込むように上野公園の桜や新緑をイメージ。幻想的なショーが繰り広げられる

東京ドームシティでマッピング花火

 会場内の模型の中ではかなり小さい東京ドームシティ。実は壁面スクリーンと合わせ、マッピング花火のアート「FIREWORKS by NAKED」が楽しめる。まるで上空から花火を見るような演出だ。

東京ドームシティではマッピング花火
ドームにも花火が映っている

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