「gigabeat V」にHDD80Gバイトの大画面液晶モデル
東芝がワンセグ対応のHDD内蔵ポータブルメディアプレーヤー「gigabeat V801」(80Gバイト)と「gigabeat V401」(40Gバイト)を6月1日より販売する。新モデルは4インチのワイド液晶を備えた。
東芝は5月28日、ワンセグチューナーを搭載したHDD内蔵ポ−タブルメディアプレーヤー「gigabeat V」シリーズに、80GバイトHDD内蔵モデルの「gigabeat V801」と40GバイトHDD内蔵モデルの「gigabeat V401」を追加すると発表した。販売は6月1日から。価格はオープンで、同社直販サイトでの価格はgigabeat V801が5万9800円、gigabeat V401が4万9800円。
シリーズ最大容量の80GバイトHDDを搭載したgigabeat V801は、約390時間のワンセグ番組録画、音楽では約2万曲の収録が可能だ。また両モデルともに、従来の320×240ピクセルの3.5インチ液晶から、480×272ピクセルの4インチワイド液晶に大型化し、最大1677万色を表示できる。また、周囲の明るさに応じて画面の明るさを5段階で自動調節する「明るさセンサー」を備える。
さらに、音質改善技術「新H2Cテクノロジー」を採用。WMPやMP3などのデータ圧縮時にカットされる高音域を独自のアルゴリズムで補完し、中音域から高音域まで自然な音質で再現する「Professionalモード」と、高音域補完にくわえ低音域を迫力あるサウンドで再生できる「Dynamicモード」を用意する。また、オンキヨーと共同開発したステレオスピーカーを本体前面に搭載し、アナログ面の性能も強化した。
ワンセグ放送の受信感度も従来の「gigabeat V30E/V60E」にくらべ改善された。また、動画視聴中に液晶ディスプレイをオフし、音声だけを聴くことで電力を節約できる「Displayボタン」を備えている。さらに、EPGを表示したままチャンネルを切り替えられる機能を搭載し、操作性を改善した。
WMA、WMA 9 Lossless、MP3、WAV(PCM)の再生、JPEGの表示、WMVの再生が可能。本体へのデータ転送はWindows Media Player10/11を利用する。本体サイズはgigabeat V401が124.5(幅)×75.5(高さ)×18(奥行)ミリ(最厚部24ミリ)、gigabeat V801が124.5(幅)×75.5(高さ)×24(奥行)ミリ。
また、セガのパズルゲーム「ぷよぷよフィーバー」や、ブロック崩しゲーム「SEGA BLOCKS」、テーブルゲーム「ソニック リバーシ」などをプリインストールした。そのほかにも、セガ・ミュージック・ネットワークスのカラオケ音楽サイト「SEGA MUSIC GIG」が提供するお試し動画カラオケコンテンツや、NHKハイビジョンの音楽番組「毎日モーツァルト」の特別セレクション映像、インターチャネル・ホロンの「右脳鍛錬ウノタン」「昭和の脳トレ」なども入っている。
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