ソニー、音楽再生にも使いやすい薄型ICレコーダー
ソニーがICレコーダー「ICD-UX」シリーズを発表。本体にUSB端子を備え、ケーブルを使わずパソコンに接続できる。スリムなデザインに加え、イコライザ機能など音楽プレーヤー的な要素も強化。
ソニーは11月6日、ICレコーダー「ICD-UX」シリーズを発表した。11月21日から販売を開始し、価格はオープン。実売想定価格は、2Gバイトモデル「ICD-UX80」が2万円前後、1Gバイトモデル「ICD-UX70」が1万5000円前後。
2006年5月に発売した「ICD-U」シリーズの後継モデル。録音形式を従来のTRCからMP3に変更することで汎用性を高めている。マイクもモノラルからステレオになった。また本体にはパソコンと直接接続ができるUSB端子を備えており、データの転送のほか、単四形ニッケル水素充電池(別売)の充電も可能だ。
音楽プレーヤーとしての用途を考慮し、ROCK/POP/JAZZ/BASS1/BASS2のイコライザ機能を搭載。また、フォルダを2階層まで認識するため、アルバム名(フォルダ名)などから曲を検索することができる。MP3の楽曲情報(ID3Tag)の表示にも対応した。そのほか、語学学習などに便利なデジタルピッチコントロール機能は、自然な音程を維持しながら、再生速度を2分の1から2倍にまで調節できる。
本体サイズは34.4(幅)×99(高さ)×13.4(奥行き)ミリ。重さは約48グラム(電池含む)。ステレオ高音質モードでの録音時間はICD-UX80(2Gバイト)が24時間10分、ICD-UX70(1Gバイト)が12時間5分。シルバー/ブラックモデルにはシルバーのヘッドフォン、ピンクモデルにはホワイトのヘッドフォンが付属する。
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