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あなたの“My First Sony”があるかも――歴代ソニーデザインを集めた展示会おっさんホイホイ in 銀座(2/2 ページ)

ソニーのデザインを象徴する歴代の製品を写真とともに展示する「Sony Design: MAKING MODERN 〜原型づくりへの挑戦〜」が4月29日にスタートする。前日に行われた内覧会で懐かしい製品の数々を見てきた。

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1981年発売のウォークマン2号機「WM-2」。テープレコーダーの延長線上にあった1号機のデザインから「音楽をつれて歩く」というコンセプトにふさわしいカジュアルなデザインに変わった。のちにウォークマンのアイデンティティーとなる斜めのデザインもこのモデルから採用した


「人々のHit Bit」というキャッチフレーズが懐かしいソニー製MSXパソコン。カーソルジョイスティックやゲームを一時中断できる「ポーズモード」など、ゲーム好きにうれしい機能が多かった。1984年発売


1984年発売の「D-50」は、CDジャケットサイズを実現した初めてのポータブルCDプレイヤー。CDの本格普及を見越し、設計前からサイズと価格の目標が設定されていたモデルで、当時の事業部長が「これでCDプレイヤーをやってみてくれ」と13.4センチ四方、厚さ4センチの木型を提示したという。その木型が左側に展示されている


1987年の「WM-504」は、収納したカセットテープが見えるようにシースルーのアクリルカバーを採用したウォークマン。使用するカセットテープによってデザインの印象が全く違うプレイヤーだ


「MDR-G61」。1987年に「一切長さ調節をしないで万人が使えるヘッドフォン」をコンセプトに構想がスタートしたが、当時としてはあまりに奇抜だったため、10年後の1997年に「Street style」として製品化された。今でいうネックバンド型ヘッドフォンの先駆け


オーディオ機器に初めて触れる子どもに向けた商品ライン「MY FIRST SONY SERIES」は1987年に登場。メカニズムは大人向け製品と同じながら、四角形と円を組み合わせた形状や鮮やかな赤と黄色で楽しさを表現した


「DCR-VX1000」は、1995年に発売された「デジタルハンディカム」の第1号機。3CCDやDV端子を初めて搭載したハイエンドモデルで、光学系とマイクが中心軸上に配置されたシンメトリックなフォルムが特徴


1996年に発売した「DSC-F1」は“サイバーショット”の記念すべき第1号機。レンズとフラッシュが180度回転するフレキシブルな構造を採用し、多彩なアングルで撮影できるようにした


1997年に登場した初代「バイオノート505」。4面マグネシウムの薄型軽量ボディー、紫のバイオカラーなどで人気を集めた


2005年発売の「PCM-D1」。1970年代の生録ブームで火付け役となったソニー「デンスケ」をデジタル技術で蘇らせたリニアPCMレコーダーだ。あえてアナログメーターを採用し、暗がりでもほのかに光るようバックライトに和紙を用いた。このアイデアはデザイナーが“えびせんぺい”の包装紙を見て思いついたという

 「Sony Design: MAKING MODERN 〜原型づくりへの挑戦〜」の会期は4月29日から6月14日まで。会場は東京・銀座ソニービル8階の催事スペース「OPUS」(オーパス)。開場時間は11時から19時。入場は無料だ。

※記事初出時、一部の製品名に誤りがありました。
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