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これはもう“わが家の栄養士さん”、声で相談できる「ヘルシオ」がすごい(2/2 ページ)
新型ヘルシオ「AX-XW300」は、季節や天気などの情報と調理履歴などを参照し、クラウド上に保存されている約1000種類のメニューからおすすめを提案してくれる。
献立が決まると、スマートフォン用アプリにレシピが自動配信されるため、詳しい情報を手元で確認したり、買い物に持って行って必要な材料を購入するといった使い方が可能だ。逆にスーパーの特売品をチェックし、その場で献立を探すこともできる。献立を決めれば、ヘルシオが調理データを自動的にダウンロードし、帰宅したときにはスタンバイ状態(画面に献立が表示されている)という仕組みだ。
ヘルシオが提案するレシピには、糖尿病や高血圧、痛風など、食習慣の改善が求められる疾病別のメニューも含まれている。これはシャープと提携しているFUNDELYの管理栄養士が考案したもの。同社によると、スタート時には「疾病ごとに数種類ずつ、合わせて数十種類のレシピを用意する予定」という。もちろんクラウドサービスなので、ユーザーが手間をかける必要はない。知らないうちにヘルシオが提案するメニューは増えている。
また今回のヘルシオは、調理に関する機能も強化されている。例えば、冷凍、冷蔵、常温といった食材の温度や分量に関係なく一緒に調理できる「まかせて調理」が進化。今度は庫内の上段でおかずを作り、下段でごはんを炊くというマルチタスクを実現した。「昨年のモデルはおかず作りのみだったが、今年のヘルシオは2段同時。夕食を効率よく調理できる」
AX-XW300は9月8日に発売予定で、価格はオープン。店頭では18万円前後(税別)になる見込みだ。
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