4K化で使い勝手が向上した電子番組表
4K解像度の電子番組表は、最大で横17chの一覧表示が行えるうえ、地デジとBSデジタル、CS110度の放送局を同じ画面上に並べることが可能。例えば東京エリアなら地デジとBSの無料チャンネルまでがほぼ一画面に収まる。
表示フォントも高精細のため、大画面テレビであれば文字が小さくても十分に読めるが、読みにくいケースに備えて表示するチャンネル数を選択できるほか、チャンネル表示設定から選択中の番組枠を拡大表示することも可能。さらに登録したチャンネルだけになる「マイ番組表」機能なども備えた。
レコーダーをインターネットに接続していれば「G-Guide」が提供している出演者情報なども参照できる。タレントの顔写真や番組ロゴといった豊富な画像データが表示されるほか、そのタレントが出演しているほかの番組を見つけて録画予約するといった使い方もできる。
一方、同社製レコーダーの特徴でもある自動録画機能「ドラ丸」や、時短再生を可能にする「見どころポップアップ」などは従来機から継承した。ドラ丸は、新作ドラマやアニメ、バラエティーといったジャンルを指定すると、自動的に該当する番組を4週間してくれるというもの。見どころポップアップは、番組再生時にリモコンのボタンを押すとサムネイルが表示され、直感的に見たいシーンを選ぶことができる。新製品では、録画リストのイメージ画像やポップアップのサムネイルが4倍の解像度となった。
シャープでは、「テレビは4K化が進み、直近では3割が4K対応となっている」と指摘。「レコーダーとしての基本機能の追求とテレビとのセット提案をすることで今まで売り場の提案をしてきた。それに4Kの新しい体験を訴求する」と話している。
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