丸紅情報システムズは2月20日から、FeliCaリーダー/ライターの新製品「ラピナビライト」を販売する。
ラピナビライトは厚さが8ミリメートルと薄い小型のFeliCaリーダー/ライター(本体サイズは105×63×8ミリ)。本体側面には4カ所7色LEDが付いており、点滅させることができる。AC電源のほか、別売りの電池パックを使えば単三形乾電池4本でも動作する。電池パック利用時は約1カ月間連続駆動が可能※。
また、別売りの専用アンテナを専用ケーブルで接続することにより、本体から離れた場所でおサイフケータイを反応させることもできる。専用アンテナはA5サイズの長方形、B5サイズの長方形、直径180ミリメートルの輪形の3種類。いずれも厚さは3ミリ以下と薄く、ポスターの裏側やディスプレイの前面などに貼って使うことを想定している。
ラピナビライトと専用アンテナの組み合わせは、表示灯と福岡市交通局が福岡の地下鉄天神駅で2月20日から開始する「ナビタッチ」サービスで採用されている(参照記事)。
ラピナビライトは、FeliCaの上位互換規格である近距離無線通信規格「NFC」(Near Field Communicationの略、キーワード)に対応しており、FeliCaだけでなく、MIFARE、Type Bのチップも読み書きできる。
ラピナビライトはオープン価格で予想価格は4万円程度。別売りの電池パックは8400円、専用外部アンテナと専用ケーブルは3種類いずれも1万500円。初年度売上8億円を目指す。
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