インタビュー
» 2009年12月19日 06時30分 公開

冬の女王がTwitterの第一人者になったわけ――広瀬香美さん(前編)嶋田淑之の「この人に逢いたい!」(4/4 ページ)

[嶋田淑之,Business Media 誠]
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好きな四字熟語は「毎日遠足」!

 そういう彼女であってみれば、日常生活におけるスタンスも同様であろうことは想像に難くない。そこで筆者は、日々の生活で大切にしている四字熟語は何か、質問してみた。すると、ちょっと考えたあと広瀬さんが大真面目な顔で答えた言葉は、あまりに予想外なものだった。

 「私の好きな四字熟語は……『毎日遠足』です!」

 意表をつく答えに思わずのけぞり、爆笑した私に対し、広瀬さんはその言葉の真意を真剣に語り出した。

 「私は、毎日が楽しくって仕方がないんです。朝起きるとすごくうれしい! ああ、また1日が始まるって。逆に夜寝るときは寂しいです。ロサンゼルスに住むようになってからは、特にそう思うようになりましたね。さんさんと降り注ぐ陽光の下、みんな明るくポジティブで……。もちろん、日々の生活の中では失敗することだってありますよ。でも、人生ってRPG(ロールプレイングゲーム)みたいなものですから、失敗をすることで『これで攻略の手口が見えた!』って思うんですよ(笑)」

 「人生はRPG……なるほど!」さらに意表をつかれて驚いていると、広瀬さんは、こんな風に言葉を足してくれた。

 「実は私、(人に)怒られにいくのが好きなんです。どんなに辛いことや困難なことがあっても、RPGで敵のボスキャラが出てくるのと同じだと思えば、どうやってそのボスを攻略しようかってワクワクしてくると思いませんか?」

 孤独で寂しい人生の本質を凝視しつつ、音楽を通じて、そしてふだんの自分自身の言動を通じて、たくさんの人々に「微笑み」をあげたいと念願する広瀬さん。そうしたスタンスは、もちろん、先天的に備わっていた彼女の才能やセンスのなせるワザということも言えるだろう。しかし、実は、それだけではない、様々な人生経験が、現在の彼女を形作っているのである。

 本記事の後編では、そんな広瀬さんがこれまでどういう人生を歩んできたのか、そして、今、どこに向かって進もうとしているか明らかにしたいと思う。(後編に続く)

 →『愛があれば大丈夫』はクラシック音楽だった――広瀬香美さん(後編)

広瀬香美 Information

マキシシングル「とろけるリズム」

「タイアップコレクション〜広瀬香美のテレビで聴いたあの曲達〜」

配信限定アルバム「ビバ☆ベスト」

コンサートツアー「香美別邸」

  • 2010年1月より、コンサートツアー「香美別邸」がスタート。
  • 詳細はこちらから。

嶋田淑之(しまだ ひでゆき)

1956年福岡県生まれ、東京大学文学部卒。大手電機メーカー、経営コンサルティング会社勤務を経て、現在は自由が丘産能短大・講師、文筆家、戦略経営協会・理事・事務局長。企業の「経営革新」、ビジネスパーソンの「自己革新」を主要なテーマに、戦略経営の視点から、フジサンケイビジネスアイ、毎日コミュニケーションズなどに連載記事を執筆中。主要著書として、「Google なぜグーグルは創業6年で世界企業になったのか」「43の図表でわかる戦略経営」「ヤマハ発動機の経営革新」などがある。趣味は、クラシック音楽、美術、スキー、ハワイぶらぶら旅など。


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