人は日々変わっていくものです。過去の自分を振り返って、「あのころは若かった」なんてつぶやいたことは誰にでもあると思います。筆者も例に漏れず、「その会社が好きだから、株主優待としてその会社の自慢の商品が欲しいな」なんて言っていた自分を今懐かしく振り返っています。
最近気になっているのが、化学系企業の株主優待です。洗剤や殺虫剤ならいいのですが、私たちの普段の生活からはだいぶ遠いところにあるものを製造している企業が、そんな商品を提供していたらどうしよう……。例えば建築用や車体組み立て用の強力接着剤だとか、さすがにそれを手に入れたとしても、どこにどう使えばいいのか……。でも使ってみたい誘惑に駆られてしまいますよね?
「遠くにありて思うもの」。そういう企業も、あってもいいのかもしれません。
「やっぱりおカネ(配当)が一番いい」と言う人も多いと聞きます。
著者プロフィール:雄山スズコ
漫画家兼投資家。政治経済ジャンルに主に生息。投資歴5年。中国株、日本株、各種外貨資産などさまざまな金融商品で痛手を負うが、こりずに挑戦中。著書に『政治萌え!〜国会ゆるゆる観察日記』(司書房)。日本経済新聞紹介サイト「nikkei4946.com」で4コマ&コラム「まんがで見るキーワード」を連載中。公式サイト「桃熊薬局」。著作一覧はこちら。
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