動き出したハゲタカ、狙う銘柄は……？：投資4コマ漫画『カブ・ジェネレーション』

[雄山スズコ，Business Media 誠]

　恥ずかしくてとても人には言えないのですが、こういう勘違いをしたことがあります。さすがに「自分が企業買収できるかも」とまでは思いませんでしたが、「かなりの割合の株が保有できるのでは……!?」と息巻いてしまいました。一瞬だけ。すぐにカラクリに気付きました。

　また、小さな企業だと思っていたら、株をやっていない友人などにもよく知られている企業だったりと、自分の世界の狭さが恥ずかしくなったことも……。株式市場という大海には上場基準というものがあるので、小さな船は漕ぎ出しては来られないようになっているのです。筆者もまた、投資家として株式市場に漕ぎ出すのは、少々早すぎたのかもしれません……。

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編集Hのつぶやき

会社更生法適用などで株価が1円になったりすると、本当にある程度の割合の株を保有できることもあったりします（たいていすぐに無価値になりますが）。

著者プロフィール：雄山スズコ

漫画家兼投資家。政治経済ジャンルに主に生息。投資歴5年。中国株、日本株、各種外貨資産などさまざまな金融商品で痛手を負うが、こりずに挑戦中。著書に『政治萌え！〜国会ゆるゆる観察日記』（司書房）。日本経済新聞紹介サイト「nikkei4946.com」で4コマ＆コラム「まんがで見るキーワード」を連載中。公式サイト「桃熊薬局」。著作一覧はこちら。