スプリングを内蔵した伸縮バンドで両サイドがビス留めされているバンドもあります。
このピンクゴールドのバンドは無名ブランドのものですが、かつてロレックスの純正ブレスにも、このタイプが存在しました。1940〜1960年代の一部のモデルに装着され、コレクターたちの間ではエクステンションブレスと呼ばれ珍重されています。
古い金属バンドを調べていると“ゆるキャラ”を発見しました。古代オリンピック競技を思わせるイラストが描かれているものと、TORTOISE(トータス/亀)のロゴとカメのマークが刻印されているものです。
今回紹介した伸縮バンドは、フリーマーケットや蚤の市などで手に入れた時計に付いていたり、バンドだけを買ったりしたもの。バンドだけなら数千円程度です。手持ちの時計にあわせて、いろいろ付け替えるのも面白いでしょう。
サラリーマンのかたわら、アンティークウオッチ収集に身を投じ、数奇な人生を歩む。近頃はキャラクター系クロックにまで手を広げ、ますますドロ沼にはまっている、業界屈指のゼンマイ兄貴(ほんとはオヤジ)。
新作腕時計の話はもちろん、これまでに筆者が、時間と脚力とわずかなへそくりを使って手に入れてきた古今東西の時計の数々についても語ります。博物館モノから最新モデルまで、なるほどウンチクネタを半分、トホホなズッコケ話半分くらい織り交ぜておとどけする予定です。
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