はてなダイアリーの片隅でさまざまな話題をちょっと違った視点から扱う匿名ブロガー“ちきりん”さん。政治や経済から、社会、芸能まで鋭い分析眼で読み解く“ちきりんワールド”をご堪能ください。
※本記事は、「Chikirinの日記」において、2008年11月16日に掲載されたエントリーを再構成したコラムです。
過去数十年、企業にとっての株式公開(IPO)の意味はさまざまに変わってきました。その昔、ハードルの高かった株式公開は、2000年のITバブル前後に次々と新興市場が創設されたことで、ピークの2000年には年間203社が株式公開しました。
しかし、2006年のライブドア事件、その後のリーマン・ショックと株価低迷を経て、2010年は22社と最盛期の10分の1の水準まで減少しました。
株式公開のメリットには「名前」と「お金」があります。上場すると「名前」が有名になり、それは……
につながります。
お金の方は……
などがあります。
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