(3)現地の不動産会社を訪れる
先進国はもちろん、経済が急速に成長している新興国にも、見ているだけで楽しい、魅力的な不動産が存在します。不動産を見るだけでなく、どのような人がどの程度の不動産を購入しようとしているか聞くことで、その国の経済成長の度合いも肌感覚で分かります。
(4)高級ホテルのラウンジに行く
高流ホテルのラウンジには現地の投資家層が訪れていることが多いです。証券会社にしろ、不動産会社にしろ、お客には耳触りのいい情報しか伝えません。そこで現地の投資家が、自分が見た会社や不動産をどのように見ているのかを知ることで、より多面的にその国の経済が理解できるでしょう。
以上の4つを実践すると、観光客としてその国を訪れているのと、全く違うレベルの情報を得られるでしょう。皆さんも、ぜひチャレンジしてみてください。
このコラムは全4回で、日本経済の将来と個人としてやっておくべきお金の工夫について解説しました。これからの日本は、ファイナンシャルリテラシーの有無で生活レベルが大きく変わってきます。皆さんが、今回の記事で海外投資に興味を持ち、投資を通じてファイナンシャルリテラシーを高めていっていただければ、これ以上嬉しいことはありません。(終わり)
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