土肥:2011年12月現在、JR東日本ウォータービジネスが保有している自販機の台数は9600台。その中で、最も売上高が高いのはどこの自販機ですか?
笹川:12月は東京駅でしたね。これは帰省客が多いという季節的な要因も大きいのですが、新幹線の八重洲南改札内に次世代型の自販機があります。そこの売上高が全自販機の中でトップでした。
新幹線のホームは、よく売れていますね。特に帰省シーズンになると、売上高がアップします。
また横浜駅にもトップを争う自販機があるんですよ。
土肥:横浜駅? 単純に利用客が多い新宿駅かと思いましたが、なぜ横浜駅なのでしょう?
笹川:よく売れている自販機は、東海道線の9番・10番ホームにあります。湘南新宿ラインが停車するホームですね。
日中の時間帯でも、その自販機はよく利用されています。湘南新宿ラインに乗るお客さんは長距離移動が多い。あと待ち時間が少し長いので、その間に自販機で飲料を買う方が多いのかもしれません。
また湘南新宿ラインにはグリーン席がありますが、グリーン席乗り場の近くにある自販機は、(通常サイズよりも大きい)500ミリリットルのお茶がよく売れるんですよ。
土肥:へー。
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