誤解があるといけないので補足させてもらうと、ここで言う“一般的な集合研修”を全面的に否定するつもりはまったくない。そこには、社内ネットワークの構築や親睦、非日常空間においてみんなで1つの課題について考え、話し合う時間をオフィシャルな場として持つといったようなさまざまな目的が存在する。
しかし、もし目的がそうだとすれば受講者へ明確な「行動変容」を求めてはいけないと思うし、逆に研修を通して「行動変容」を成果として求めるのであれば、最低でも上記に掲げた3つについては考える必要があるのではないかということである。
研修と受験勉強とは話が違うが、試験もなければ評価(成績やフィードバック)もない研修で、明確な「行動変容」だけを求めるのは無理があるような気がしてならない。(田中雄)
Copyright (c) INSIGHT NOW! All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング