最後に展示(実験場)の概要を簡単に紹介したい。なお、体験(実験)に予断を与えないため詳細はここでは記さない。
ATM型の装置で「相手と1000円をどう分け合うか」を試す。ここで受け取る通帳を模した「お金道手帖」に実験結果を記録しながら展示を見て回ることになる。
振り込め詐欺に、なぜ人は引っかかってしまうのか。直感で選択を誤ることを疑似体験。
バブル経済が典型例だが、周囲の人や情報につい影響され、流されてしまうことを疑似体験。
私たちはどのように幸福や満足、逆に不安や不幸を感じているのか、そのメカニズムとお金の関係を知ることができる。
紙芝居によって、報酬(インセンティブ)とモチベーションの関係について知ることができる。
目先の誘惑に勝つことができるかをクイズ番組のような展示で実験。
行動経済学のリスク判断についてゲーム形式で体験することができる。
正規分布よりも世の中には多いとされるべき乗分布(ITの世界でいうロングテール)について、サイコロを使った実験で学ぶ。
再び相手とお金を分配する実験。「ねたみ」が発生する仕組みを学ぶこともできる。
所持金を投資しあい、互いの利益を最大化するプロセスを学ぶ。いわゆるフリーライダーが何故生まれるのかも学べる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング