「Business Media 誠」の記事アクセスランキング「誠 Weekly Access Top10」。今回は2014年8月11日から8月17日までの集計です。
先週の1位は「知ってる? 韓国大使館への抗議で、やってはいけないこと」でした。4位にランクインした「『朝日新聞』をダマした吉田清治とは何者なのか 慰安婦強制連行を『偽証』」に関連し、窪田順生氏の記事に注目が集まりました。
土肥記者のお盆企画も人気でした。動物行動研究家の竹内久美子へのインタビューで、前編の「なぜ世の中に悪い人は少なく、いい人が多いのか」は5位、中編の「人類最大の罪は『農業』? 日本人の人口減少問題を考える」は6位、後編の「競争せず、適応しているだけ? 彼氏・彼女ができない理由は2つ」は3位となりました。まだ読んでいなければ、ぜひどうぞ。
今週、東京メトロがアプリコンテストを開催するという発表会に行ってきました。全線の列車位置や遅延時間といった情報を「オープンデータ」として公開し、このデータを使った画期的なアプリを考えてくれ、というもの。企業自らがデータを公開する試みは非常に珍しいようです。
交通機関の運行情報を公開、というと僕には「バス」の方がなじみ深く、メリットが分かりやすいと思っています。僕は通勤時にバスを使っているのですが、バス事業者が公開しているバスの位置情報データを基に、バスの到着時刻を予測表示してくれるアプリ「バスあと何分?」を使っています。これがかなり有用なアプリなのです。
電車に比べ、バスは安定した運行が難しい交通機関です。渋滞にハマったり、雨や雪だと遅くなったりなど、時刻表通りに停留所に到着しないこともしばしばあります。都心の電車と同じようなペースでバスが来るなら問題ありませんが、1時間に2〜3本というような運行間隔だと1本逃せば待ち合わせに遅刻、といったことになってしまいます。しかし今の時期のように暑いと停留所であまり待ちたくないものです。
この「バスあと何分?」では、バスの位置情報をもとに到着時刻を予想してくれるので、時間ほぼぴったりに停留所に向かうことができます。このアプリを導入してからは、バスの時刻表を見ることがほぼなくなりました。使い方は以下の動画をどうぞ。
「バスあと何分?」はバス事業者が提供しているものではなく、あくまで個人作成のアプリです。こうしたアプリが出てくるのも、事業者がバスの位置情報を公開しているおかげ……と思うと、データはどんどん公開した方が、生活が便利になるのかも、と思うのです。
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